スタッフブログ
晩秋の園内でお散歩しよう
2020/11/21
さわやかな青空が広がり、今日は暖かな一日となりました。
秋も一層深まり、園内の木々は色づいたり、葉を舞わせたりと、冬に向けた準備が始まっています
今日は、ひたち海浜公園内で晩秋の趣を感じられる、お散歩におすすめのスポットをご紹介します
樹林エリアの「ひたちなか自然の森」では、コナラなどの落葉樹が黄色く色づいています。
すでに葉の落ちた木も多く、園路に沿って落ち葉の絨毯が続いています。
立ち止まって耳を澄ますと、風が梢を渡る音や、鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。
上を見上げると、青い空に色づいた葉が映えて、とてもきれいですね
園路を進んでいくと、色や形が様々な葉っぱ達に出会えます。
小判のような丸い葉が可愛らしいマルバハギ
黄緑から黄色へのグラデーションが美しいイヌザンショウ
落ち葉を踏みしめながら、のんびり気ままにお散歩を楽しめそうです。
プレジャーガーデンと泉の広場をつなぐ「メタセコイアの並木道」では、メタセコイアが色づき始めています
陽の光に透ける様子が美しいですね。
これから徐々に色づきが進み、並木道がレンガ色に染まっていきます。
その他にも園内には秋を感じるスポットがたくさん
「みはらしの丘」裏側
「記念の森散策路」
「西池」周辺
西日に輝く木の葉もまた美しいですね。
植物たちの冬支度は徐々に進んでいきますが、園内をゆっくりお散歩しながら、この季節ならではの風景をぜひお楽しみくださいね
ネモフィラの種まきが始まりました
2020/11/15
すっかり涼しくなり、外出時に上着が手放せない季節になりました。
落葉樹の色づいた葉がひらひらと舞い、園内では植物たちの冬支度が始まっています
コキアのシーズンを終えたみはらしの丘では、早くも春に向けたネモフィラの準備がスタートしています
まるで絵画の「種まく人」を思わせるように、広大な丘一面に種をまいていく様子は、当公園の晩秋の風物詩。
今日は、ネモフィラの種まきの様子をご紹介します。
まず、耕耘した丘の上に、約20cmの等間隔に目印となるラインを引いていきます。
そのラインに沿って手作業で種を蒔き、土をかぶせていきます。
約4.2haの広大な面積に、約2週間かけて種をまいていきます。
ちなみに、ネモフィラの種の大きさはこのくらい
こんなに小さいんですね
ネモフィラは、種をまいてから10日から2週間ほどで、芽を出し始めます
その後は、発芽したネモフィラの株を冬季の低温から守るために、丘一面に白い「霜除けシート」を設置。
冬の間は、まるでゲレンデのように一面が真っ白に染まった「みはらしの丘」をご覧いただけます
冬のみはらしの丘
実は今年の春、みはらしの丘ではネモフィラの植栽面積を3.5haから4.2haに拡大しました。
青く美しい、なだらかな稜線が連なる大パノラマの風景をご覧いただける見込みでしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休園となり、お客様にお越しいただくことが叶いませんでした。
来春こそ、青く染まった丘が空に溶けてゆくような美しい風景を、現地で皆様にお楽しみいただけますように。
春に向けて、想いを込めて準備を進めてまいります。
かんたん陶芸体験「縁起物の陶人形をつくろう」を開催しました
2020/11/8
うろこ雲が広がる秋の空。
砂丘エリアの「グリーン工房」にて、気軽に陶芸を楽しめる「かんたん陶芸体験」を開催しました。
毎月テーマを変えて開催しており、11月は「縁起物の陶人形」づくり。
お正月の飾りに干支の丑、または縁起物のだるまかフクロウの陶人形をつくります。
当公園では、新型コロナウイルス感染症対策として、イベント参加時には受付にて手指消毒、検温、参加同意書への記入をお願いしています。
また、各テーブルには、新型コロナウイルス感染者と接触した可能性のある人に対し、スマートフォンなどにメールで通知する茨城県独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」のお知らせとQRコードを設置しています。
開始時間となったら、イベントスタート。
会場は、席数を減らすとともに、換気のため扉を開放しており、会場内ではマスクの着用をお願いしています。
まず始めに、先生から作り方の説明があり、各々、イメージする作品作りに取り掛かっていきます。
途中でわからなくなっても、先生が教えてくれるので安心です。
型紙に沿って粘土を切って、
型を使ってお椀型に形を整えていきます。
粘土で目や耳などのパーツをつくり、くっつけていけば、
完成です!!
1時間ほどで出来上がりました。
この後、作品は焼き上げ梱包作業完了後、約一ヶ月後にお引取りか、着払いでの発送でのお渡しとなります。
仕上がりが楽しみですね。
かんたん陶芸教室は、毎月開催しています。
月毎にテーマが変わりますので、詳しくはHPのイベントカレンダーをご確認ください。
「(株)小松製作所 茨城工場」の皆さんによるCSR活動が実施されました
2020/11/1
10月30日に当公園にて「(株)小松製作所 茨城工場」の皆さんによるCSR活動が実施されました。
例年、春・秋の2回実施(今年は新型コロナウイルスの影響で秋のみ)され、ハーブガーデンの手入れや、散策路の整備などの活動を行っています。
今回の活動フィールドとなるのは「砂丘エリア」です。
当公園の砂丘は、久慈川から流出した砂が漂砂となり海岸に堆積し、その砂が北東風により押し上げられたことにより形成され、台地の奥まで標高30mを超え、縦列状になっています。
この砂丘は、昭和48年まで射爆撃場等として使用され、長期間立入禁止となっていたため、砂丘としての自然がそのまま残されており、多様な海浜植物が生育しています。
しかしながら、周辺地域の開発などにより砂の供給量が減り、草地化が進むことで砂丘景観や海浜植物に影響が出てきています。
そこで、今回の活動では、公園のボランティア「砂丘美化パートナー」の皆さんとともに、外来種の除草作業などを行いました。
活動前の様子がこちら。
園路まで草が生えてきてしまっています。
外来種のオオフタバムグラを中心に除草を進めていきます。
他にも外来種のヒメムカシヨモギや、在来種のハマゴウ、チガヤなどがありました。
もう少し、ラストスパートです。
すっかりキレイになりました!
今回の活動が、砂丘景観を保全し、多様な海浜植物の生育環境を守る一歩になればと思います。
当公園では、随時、CSR活動の受入れを行っております。
企業・団体等の皆さんのニーズに合わせ、活動内容をご提案しますので、お気軽にお問合せください。
予約して「みはらしの丘」にのぼろう
2020/10/11
<令和2年度(2020年度)の記事です>
先週日曜日に続いて、今日は入園無料日
台風14号の影響で雨風の強い日が続いていましたが、今日はお天気も少し回復し、時折青空がのぞくこともありました
この秋ひたち海浜公園では、コキアが色づき混雑が予想される10月の土日(11日・17日・18日・24日・25日)に「みはらしの丘」にのぼる場合に限り、事前予約制としております。
予約対象日初日の今日は、みはらしの丘周辺がいつもと少し違う雰囲気に。
今日は、予約日当日の、みはらしの丘へののぼり方をご案内いたします。
いざ「みはらしの丘」へ
「みはらしの丘」へのアクセスは西口・または中央口からがおすすめ。
西口エリアとみはらしの丘を結ぶ木立の園路は、左側通行でお進みいただいております。
お客様同士、距離を空けてお並びください。
「整理券確認所」で予約を確認!
みはらしの丘の入口前には、臨時の「整理券確認所」を設置しています。
予約の時間になりましたら列にお並びください。
整理券確認所では、予約完了メール画面や印刷した紙など、予約の控えをスタッフが確認いたします。
年間パスポートをお持ちの方は、事前予約が不要となりますので、スタッフにご提示ください。
みはらしの丘は、狭い園路でのすれ違い等を防ぐため、一方通行になっています。
「のぼり」の園路で頂上までのぼったら、「くだり」の園路は“みはらし広場”方向と“古民家”方向の2つ。
一つ目の頂上までのぼって、少し疲れてしまったら、“みはらし広場”方向にくだることもできます。
みはらしの丘の順路
現地にある看板をご覧いただき、一方通行へのご協力をお願いいたします。
足元の看板もお見逃し無く
予約をしていない方は…
予約枠に空きがある場合は、当日のお申し込みも可能です。
当日でもスマートフォンやタブレット端末でご予約いただけるほか、臨時案内所でもお申し込みいただけます。
当日空きがある場合は、公園HPのトップ画面でもお知らせ
臨時案内所
また、みはらしの丘にのぼらない場合は、予約不要です。
園路や休憩スペースから、ごゆっくりご覧いただけます。
来週末以降(17日、18日、24日、25日)については、引き続きご予約を受け付けております。
下記ページをご確認の上、お申し込みください。
朝晩と冷え込む日が続き、コキアの色づきが進んでいます。
今のみはらしの丘は、緑と赤の鮮やかな“グラデーション”。
日々移ろいゆく、絶妙な色合いの変化をお楽しみください。
到着!「花咲くひたち海浜公園号」
2020/10/10
コキアの色づき等に合わせてJRの臨時列車、快速「花咲くひたち海浜公園号」が運転されました!
運転日は、今日(10/10)と、明日(10/11)。
昨年、台風により運休となってしまった幻の列車が、勝田駅に到着しました。
勝田駅の4番線に入ってきた「花咲くひたち海浜公園号」。
大宮駅から武蔵野線経由の常磐線直通というレアなルートでやってきました。
車両は、E653系7両編成で、全車指定席。国鉄色がかっこいい!
あいにくの天候にもかかわらず、多くの方にご乗車いただきました。
駅の構内では、横断幕でお出迎え。
乗り換えて次に向かうのは・・・
「ひたちなか海浜鉄道」のホームです。
こちらで待つのは、「キハ205」!
旧国鉄キハ20最後の現役車が定期列車として運転される貴重な機会だそう。
ヘッドマークは、紅葉したコキアと、駅猫「おさむ」のコラボレーション!
電車を見送ったら、改札の外へ出てみます。
駅改札に直結の、ひたちなか観光協会の「観光案内所」は、10月25日まで毎日営業しています。
公園だけでなく、市内の観光情報を聞けてとても便利。
勝田駅から公園に向かうには、茨城交通の海浜公園「西口」行き路線バスもおすすめです。
期間限定で直行便も運転されています。
運がよければ、公園の遊園地「プレジャーガーデン」のラッピングバスに乗れるかも。
先ほどの電車は、終点の阿字ヶ浦駅へ。
阿字ヶ浦駅からは、海浜公園「海浜口」まで、無料シャトルバスが運行されています。
「花咲く海浜公園号」は、明日も運行されます。
明日は、雨が上がりますように。
今日は入園無料日でした♪
2020/10/4
今日はあいにくの曇り空。ぱらぱらと雨が降ったりやんだり
秋の天気は変わりやすいですね
さて、入園無料日の今日は、多くのお客様で賑わっていました
本公園といえばこちらみはらしの丘のコキアが<一部色づき始め>ております
緑と赤のグラデーションのコキアが丘一面に広がり、とても綺麗です
大草原フラワーガーデンでは、キバナコスモス“レモンブライト”と、コスモス”センセーション”が見頃に
花が一面に広がり、優しい色合いに癒されますね
こちらはサイクリングをしながらもお楽しみいただけます
また、昨日より園内では、期間限定の「海浜公園屋台村」と「常陸野みやげ市場」がスタートいたしました
日替わりでケータリングカーが並ぶ「海浜公園屋台村」
(記念の森横の芝生広場)
公園オリジナル商品から茨城のおみやげまで揃った「常陸野みやげ市場」
(レイクサイドカフェ横)
「常陸野みやげ市場」でお買い求めいただける、公園オリジナル商品の一部をご紹介
茨城の銘茶さしま茶を使用した
「いばらきフルーツ和紅茶」(いちごりんご/みかんりんご)5TB入 各950円
まんまるコキアをイメージした3色のおまんじゅう
「こきあ饅頭」8コ入 800円
こだわりの天日干し!
天日ほしいも(たまゆたか/べにはるか)各800円
どれもとっても美味しそうですね
他にもたくさんのおみやげを取り扱っておりますので、公園の思い出に、ぜひお店にお立ち寄りくださいね
来週11日(日)も入園無料日となります。
コキアの色の移り変わりとともに盛り上がりを見せる園内で、ぜひゆっくりまったりと、季節を感じてみてください
秋の特設売店がスタートしています!
2020/9/27
最近は、気温がぐんと下がり一気に秋めいてまいりましたね
そんな中、園内では秋に向けて特設売店がスタートいたしました
今回は、美味しいフードが盛りだくさんの売店メニューをご紹介いたします
みはらし広場では、11月3日(火・祝)まで、特設売店を毎日営業しております
軽食メニューから、しっかりとしたご飯ものまで、豊富なメニューの一部をご紹介いたします
焼きたてアツアツ人気の「ハム焼き」500円
長さ30cmを超えるロングウインナーをパンにはさんだ「豚ドッグ」400円
茨城県が誇る銘柄牛、常陸牛を使った「常陸牛ステーキ丼」1,200円
たっぷりの岩のりと大きな梅干が特徴の「岩のり梅ラーメン」800円
釜揚げしらすたっぷりの「釜揚げしらす丼」800円
店主自慢の手作り唐揚げがやみつきに「鶏の唐揚げ串」300円
トロトロに煮込んだ常陸牛の入った「牛すじぶっかけめし」800円(手前)
さっぱり塩ダレ「豚バラ塩ダレ丼」800円(奥)
どれも美味しそうで、迷ってしまいますね
たくさんあるので、選ぶのもまた楽しそう
実は、みはらし広場特設売店と西口特設売店には、ひたち海浜公園を代表するコキア(苗)、ネモフィラ(種)などを取り扱っている「フラワーショップ」も出店しているので、お腹がいっぱいになった後は、ちょっとお店をのぞいてみても楽しいかも
また、みはらし広場のほかにも、里の家特設売店ではコキアの色をモチーフにしたソフトクリームを販売していたり、中央芝生広場には、ケータリングカーが出店していたりと、美味しそうなものがたっくさん登場しています
「コキアカラーソフト」を販売している、里の家特設売店
ケータリングカーが並ぶ、中央芝生広場
西口前にも特設売店が登場
園内の特設売店は11月3日(火・祝)まで
秋の公園の景色とともに、この時期限定のフードメニューの数々を、ぜひお楽しみください
枝が伸びたコキアの成長♪
2020/9/20
今日はとても過ごしやすい一日でしたね
以前twitterでご紹介いたしました「枝がにょきっと伸びている」コキアさん
その後、どうしているか見に行ってまいりました
まずは、そのコキアの場所からご案内いたします
西口・翼のゲートより「みはらしの丘」へ。
そのまま左手に「みはらしの里」、右手に松のある道を進んでいきます。
少し上るとこんな素敵な景色が圧巻です。
さらに進むと下り道に。右に曲がります。
みはらし広場側に歩いていくと…
右側、コスモスの近くに登場です
先日よりさらに伸びておりました
成長を感じますね
これからも成長を見守っていきたいと思います
みはらしの丘の色の移り変わりとともに、今後の変化が楽しみです
キバナコスモスのフラワーリレーがスタート!
2020/9/13
今日は日中青空が広がりましたが、午後は厚い雲が顔を出してしまいました
秋は本当にお天気の変わりやすい季節ですね。
大草原周辺では、色合いの異なる4品種の「キバナコスモス」による、フラワーリレーが始まっています
現在「BMXコース周辺花畑」ではキバナコスモス“カーペットイエロー”が<見頃>を迎えています。
“カーペットイエロー”は背丈の低い、鮮やかな黄色い花を咲かせる品種。
花畑の中では、可愛らしいチョウも飛び交っていました
サイクリングコースからも眺めることができる「大草原北側花畑」では、キバナコスモス“カーペットレッド”が<3分咲き>となりました。
こちらも背丈が低く、お花の色合いは赤みがかった濃いオレンジ色。
華やかな花畑を見て、記念写真を撮っていかれるお客様もいらっしゃいました
来週末頃には<見頃>を迎える見込みです
「大草原西側花畑」では、キバナコスモス“カーペットオレンジ”が<咲き始め>となりました。
こちらは先ほどの“カーペットレッド”よりも、ほんのり薄いオレンジ色。
開花が進んで、花畑一面にオレンジ色が広がるのが楽しみですね
<見頃>は、来週末の4連休終盤頃となる予想です。
「大草原フラワーガーデン」ではキバナコスモス“レモンブライト”が<ぽつぽつ咲き始め>となりました。
輝くような爽やかな黄色い花を咲かせる“レモンブライト”は、10月上旬頃に<見頃>を迎える見込みです。
赤や白、桃色のコスモス(Cosmos bipinnatus)とは同属別種にあたる「キバナコスモス(Cosmos sulphureus)」。
コスモスよりも葉幅が広く草丈が低いのが特徴で、柑橘類を思わせるような橙色や黄色の花を咲かせることから「キバナコスモス(黄花コスモス)」と呼ばれています。
今年の秋は大草原周辺にて、バトンを繋ぎながら長い期間ご覧いただけます
公園を訪れた際には、秋風に揺れるキバナコスモスを、ぜひお楽しみくださいね