スタッフブログ
「ハマナスで染色体験」を開催しました
2021/11/7
爽やかな秋空。
常陸ローズガーデンは、秋バラの季節です。
今日は、このバラ園の主役「ハマナス」をつかった染色体験を開催しました。
(ハマナス約1,600株は春のみ開花)
染色に使用するハマナスは、日本を代表する原種バラの一つ。
茨城県が太平洋側自生地の南限となっており、ひたち海浜公園の海浜部にも自生しています。
芳香のある花や、赤く熟す実が特徴的ですが、染色には根を使います。
会場は、中央芝生広場休憩所。
公園のボランティア「染めと織りの会」の皆さんと、ハンカチの染色にチャレンジします。
まず、輪ゴムを使って布を縛ります。
この時、輪ゴムを巻いた部分が白く残るので、仕上がりをイメージしながら、縛っていきます。
軽く水で洗ったら、染液の中に。
かき混ぜながら、20分煮ます。
軽く水で洗ったら、
今度は媒染液に15分浸します。
最後に、水洗いして広げていくと・・・
完成です!
乾けば、上品な黄土色に。個性あふれる模様が素敵です。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
常陸ローズガーデンの秋バラは、11月中旬頃まで楽しめる見込み。
秋バラは、気温が低いのでゆっくりと開花して小ぶりながらも色濃い花を咲かせるのが魅力です。
ぜひ、ゆっくり歩いていただいて、一輪一輪の色や香りをお楽しみください。
「常陸ローズガーデン」で秋バラがお楽しみいただけます!
2021/10/30
今日は晴れて、ぽかぽか過ごしやすい一日でしたね
園内の「常陸ローズガーデン」では、今バラがお楽しみいただけます
品種によって異なる色合いや香りがとても素敵なバラの花
秋バラは、気温が低いのでゆっくりと開花して小ぶりながらも色濃い花を咲かせるのが魅力です。
そんな花たちをいくつかご紹介いたします
まずご紹介するのは「リラクゼーションガーデン」で咲いている”ラバグルート”と”アイスバーグ”です
“ラバグルート”はベルベットのような質感で小ぶりな花。
真っ赤な色が印象的ですね
一方の”アイスバーグ”は、純白で樹形がしなやか。
花びらがドレスのように美しく咲いておりました
続いて「ローズレリーフガーデン」に咲く花たちをご紹介いたします
淡いピンク色の花が魅力的な”ナエマ”。
まあるく咲く姿が可愛らしく、また素敵な良い香りが特徴です
また、サーモンピンクのような色合いが素敵な”ジャルダン・ドゥ・フランス”もとても綺麗。
ゴージャスで、見ているとうっとりしてしまいます
こちらは、青みのある花が綺麗な”ブルーバユー”。
オシャレで、どこかミステリアスな、そんな雰囲気を感じます
最後は、黄色がとても綺麗な”ゴールドバニー”を。
色々な色があり、バラもこうして見てみるとカラフルですね
園内のバラをお届けいたしました
皆さまお好きな品種はありましたでしょうか
「常陸ローズガーデン」へは、中央ゲートが最寄りですので、ご利用ください
ゆっくりと見て、ぜひ香りも一緒にお楽しみいただけましたら幸いです
コキアは見頃後半。10月下旬は「晩秋のグラデーション」に注目
2021/10/22
みはらしの丘のコキアは「紅葉見頃(後半)」となりました
紅葉のピークはやや過ぎましたが、まだまだ鮮やかなコキアが楽しめるみはらしの丘。
緑から赤へと変化したコキアは、この先、どんな色になるかご存じでしょうか?
10月20日のみはらしの丘
コキアは真っ赤な紅葉の後、少しずつ赤い色が抜けて、“黄金色”へと変化します。
真っ赤なコキアが黄金コキアとなるまでの間は、日々移ろいゆく“晩秋のグラデーション”をお楽しみいただけます
赤と茶色が絶妙に混ざり合った、昨年の「晩秋のグラデーション」
まるで、深く暖かな色合いの、ツイード生地に包まれているようなみはらしの丘。
鮮烈な赤一色の景色に、少しずつ赤煉瓦のような赤みの強い茶色が混ざって、落ち着いた色合いへと変化していきます。
寒くなってきた今の時期、ホッと心が温まる景色です
茶色みが増えて表情が柔らかくなった、昨年の「晩秋のグラデーション」
シックな雰囲気が漂うコキアは、この時期ならでは。
1本1本色合いが異なり、コキアが並ぶ様子を、カメラの画面いっぱいに撮影するのも面白そうです
“ほうき色”といった趣の、昨年の「黄金コキア」
その後コキアは、さらに赤みが抜けていき、やわらかな“黄金色”へと変化します。
ツンツンとした枝先が夕日に透けて輝く様子は、秋の深まりを感じさせます
訪れる時間や、見る角度によっても、丘の表情が違って見えてきます。
味わい深い、晩秋の景色をぜひお楽しみください
裏通りの魅力!ススキとオギが楽しめる「みはらしの丘」の新園路をご紹介
2021/10/17
コキアもまさに、紅葉の見頃。
秋といえば紅葉ですが、同じくらい季節を感じさせてくれるのが、ススキの穂が秋風に揺れる風景。
みはらしの丘では、コキアの紅葉やコスモスに加え、ススキと、よく似たオギもお楽しみいただけるのをご存じでしたでしょうか?
ススキとオギがお楽しみいただけるのは、みはらしの丘のコキアが植栽されている裏側。
シーサイドトレインの車窓や、サイクリングコースからもお楽しみいただけます。
今回は、ススキとオギをゆっくりと楽しめる、みはらしの丘の第3頂上から、ひたちなか自然の森側に開通した、新しい下りの園路をご紹介します。
まず、目に飛び込んでくるのは、足元に樹海が広がるような風景。
ひたちなか市の最高地点、標高58mのみはらしの丘ならではの眺望です。
少し下ると、ススキの間からコキアやコスモスが見通せるスポットが。
ススキが入ると、コキアの紅葉がより秋らしく見えますね。
海に向かって下っていくルートも、今までになく新鮮です。
コキアやコスモスの中を下る通常のルートより、人通りが少ないので、人込みを避けたい方におすすめ。
ススキとオギが秋風に吹かれ、さらさらと揺れる中を、ゆっくりとお散歩できます。
秋空に映えるススキは、紅葉と同じく、秋を感じさせてくれます。
のんびり散策が楽しい裏通り。
いつものみはらしの丘とは違った、ちょっとノスタルジックな風景に出会えるかも。
朝と夕は別の顔??時間帯別コキアの楽しみ方
2021/10/10
まもなく訪れるコキアの紅葉見頃。
紅葉見頃時期の休日のお昼時間帯は混雑が予想されます。
ちょっとずらすと、いいことあるかも?
今回は、時間帯によっても表情を変えるコキアの楽しみ方をご紹介します。
9時頃のコキア。
日が昇りきらない朝は、さわやかな印象に。
ソバと古民家の組み合わせも順光となるのでおすすめ。
コスモスを陽に透かして見るのもいいかも。
12時頃のコキア。
例年、お客様が多いのはこの時間帯。
混雑を避けたご利用をおすすめします。
16時頃のコキア。
紅葉は、西日でいっそう鮮やかに。
燃えるような赤色に染まる、ドラマチックな風景をお楽しみいただけます。
みはらしの丘から、ゲートまでは距離があります。
日が落ちるのが早いので、お帰りの時間にはお気を付けください。
10月16日(土)、17日(日)、23日(土)24日(日)は、通常よりも1時間早く8:30に開園いたします。
朝のさわやかなコキア、夕日に照らされるコキアも捨てがたい。
混雑時間帯を避けた利用で、とびっきりの風景をお楽しみください。
今年の秋は”ずらし”推し!赤だけでないコキアの魅力
2021/10/3
みはらしの丘でコキアが一部色づき始めました。
例年、紅葉見頃時期には多くのお客様にご来園いただいておりますが、コキアの紅葉は、“ピークがいい”とは限りません。
今回は、赤だけでないコキアの魅力をご紹介します。
10月上旬は、緑から赤へと移り変わるグラデーション!
濃淡まだらに色づく斑紅葉のような美しさは、紅葉見頃に勝るとも劣らない美しさです。
麓の「みはらしの里」では、ソバが10月上旬~中旬にかけて見頃を迎えます。
古民家との相性も抜群です。
10月中旬になると、いよいよ、コキアの紅葉見頃に。
丘一面を真っ赤に染め上げます。
10月下旬、紅葉の見頃も後半に差し掛かると、赤と茶色の晩秋のグラデーション。
コスモスの花数も増えてきて、大満足のボリューム。
秋風に揺れるコスモスに心癒やされます。
11月になる頃には、コキアの色も抜け、まさに“ほうき色”といった趣に。
やさしい秋の日差しを浴びて、まるで黄金色に輝くその姿は、秋の深まりを告げてくれているかのようです。
安心してご来園いただけるように、公園HPでは、2021年秋の「混雑予想カレンダー」を公開しています。
“ピークがいい”とは限りません。混雑日を避けたご来園をおすすめいたします。
「赤」だけじゃない、色んなカラーのコキアたち。
あなただけの見頃にきっと出会えるはず。
大草原周辺でキバナコスモスとコスモスめぐり♪
2021/9/26
気温も下がり、過ごしやすい季節になりましたね。
大草原周辺では、可愛らしいキバナコスモスやコスモスの開花が進んでいます
キバナコスモスは、メキシコ原産の一年草
赤や白、ピンクのコスモスとは同族別種にあたり、黄色や橙色の花を咲かせます。
コスモスよりも葉幅が広く、草丈が低いのが特徴です。
大草原北側・西側・BMXコース周辺では、キバナコスモスの”カーペット”シリーズ3種を植栽しています。
背丈が低く八重咲きで小ぶりのお花を咲かせるカーペットシリーズ。
お花が一面に広がると、まるで絨毯が敷かれたような美しい景色を楽しむことができます
まず最初にご紹介するのは、大草原北側花畑の”カーペット レッド”。
赤みがかった濃いオレンジ色の花々は、現在<3分咲き>。
パっと目を引く美しさに、思わず写真を撮りたくなってしまいます
(記念撮影にぜひ)
お次は、大草原西側花畑の”カーペット オレンジ”。
花弁のオレンジ色が、華やかで素敵ですね
最後は、BMXコース周辺の”カーペット イエロー”。
現在<見頃(後半)>で、鮮やかな黄色い花からは元気をもらえます
続いて、大草原フラワーガーデンをご紹介
大草原側では、コスモスの”センセーション ピンキー”と”センセーション ホワイト”という品種が、ぽつぽつと咲き始めています。
プレジャーガーデン側では、気の早いキバナコスモス”レモンブライト”が、数本ぽつりと咲いていました
レモンイエローの一重の花が何ともきれいで、本格的な開花が楽しみですね
当公園の開園30周年を記念して、30品種のコスモスを植栽した「コスモス コレクションエリア」では、早咲き品種を中心に開花が進んでいます
品種ごとに区切ったコスモスの島がいくつも点在していて、遊び心あふれる島の形にも注目。
コスモスの和名”秋桜”にちなんだ「桜」型の島もあり、花数が増えていくことで、少しずつ島の形が浮かび上がってきます
そんなキバナコスモスやコスモスに囲まれた、約8haの広大な芝生広場「大草原」
他の方と距離を取りながら、ピクニックをしたり、ボールで遊んだり、寝転がったり…
ご家族やお友達と、ゆっくりのびのび過ごすお客様の姿が見られました。
秋の深まりとともに開花が進む、大草原周辺のキバナコスモスとコスモス。
日に日に華やいでいく風景は、なんだか嬉しくなりますね
引き続き、季節と共に移ろいゆく園内の風景を、皆さまへお届けできましたら幸いです。
9月20日より開園再開。秋の気配漂う現在の園内をご紹介
2021/9/18
茨城県の要請を受け、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の更なる感染拡大防止のため、8月18日より臨時休園しておりましたが、9月20日から感染防止策を講じたうえで開園再開いたします。
当公園を安心してご利用いただけるよう、感染拡大防止対策に取り組んでますので、当公園をご利用される皆さまにおかれましても、感染拡大防止対策にご協力いただきますようお願いいたします。
公園HPやSNSでは、外出を控える方々にもお楽しみいただけるよう、引き続き季節の風景をお届けいたします。
今回のスタッフブログでは、秋の気配が漂い始めた園内の景色をご紹介。
みはらしの丘では、コキアが黄色みを帯びてきました
9月のコキアの特徴は、この穏やかな“くすみグリーン”。
もこもこしたコキアたちを眺めていると、思わずほっこり
あたたかな気持ちになってきますね
みはらしの丘のふもとと、その先に広がる緑色はコスモスとソバ
10月に向けて、すくすく成長しています。
BMXコース周辺では、キバナコスモス“カーペットイエロー”が見頃を迎えています
鮮やかなビタミンカラーのお花を見ていると、なんだか元気が出てきますね。
園路沿いに咲く花々は、黄色い絨毯のようです
大草原周辺では、パンパスグラスが見頃を迎えています
フサフサとした白銀色の花穂が美しいですね
現在は、20日からの開園に向け、最後の準備を行っております。
開園再開に当たりましては、安心してご利用いただけるよう、感染拡大防止対策に取り組んでまいります。
ご利用される皆さまにおかれましても、感染拡大防止対策にご協力いただきますようお願いいたします。
休園中のコキア。夏から秋へ、9月は何色??
2021/9/12
臨時休園が延長となりましたが、コキアは元気に生育中です。
コキアは、8月の緑と10月の赤の印象が強いですが、9月の色はあまり印象にないかもしれません。
今回は、空白の9月のコキアにスポットを当ててみました。
今時分のコキアは、「色付き始めてきましたね」とよく言われます。
確かに、夏のさわやかなライムグリーンとは違うし、紅葉とも少し違うよう。
果たして、どんな変化が起こっているのでしょうか??
色の変化の理由、一つ目は「花」です。
近づいて、注意深く見てみると、枝先に直径2mmほどで、目立たない淡い黄緑色の小さな花が咲いています。
二つ目は「茎」です。
色付いてきているように見えるのは、茎が赤くなってきているから。
葉っぱは、まだ緑ですので、紅葉はもう少し先です。
9月のコキアは徐々に黄色みを帯びて、穏やかな“くすみグリーン”へ。
例年ですと、色付き始めは10月の上旬頃から、紅葉は10月中旬となります。
丘のふもとでは、コスモスが順調に成長。
みはらしの里では、ソバが芽を出しています。
少しずつ、秋の気配が近づいてきました。
一日も早く、公園でのびのび過ごせる日が訪れますように。
休園中の園内を写真で巡ろう!パンパスグラス探検隊!
2021/9/5
園内では、大草原周辺でパンパスグラスが見頃を迎えています
今日は、そんなパンパスグラスにぐっと迫ってみましょう
さて探検は「ぴょんぴょんサークル」からスタート
大観覧車を背景に、豪華な景色ですね~
草丈はとても大きく、2~3mにもなります
風に揺られて、ふわふわそよそよ
リズムに合わせて、踊っているようです
そんなパンパスグラスの白銀色の花穂にズームイン
きめが細かく、ほわほわとしていて毛糸みたい
お次は「常陸野サークル」へGoGo
同じパンパスグラスでも、ほんの少し色味が違うようですね
そして、大草原北東側では、桃色の花穂が出始めました
こちらの色もまた、素敵ですね
よく見てみると、まるで大きなねこじゃらしみたいです
こちら、本物のねこじゃらしさん
似てますでしょうか
パンパスグラス探検隊、お楽しみいただけましたか
ふんわりとしていて、とても癒やされましたね
また、「みはらしの丘」の緑のコキアは、9月に入り、ほんの少しだけ色合いが落ち着いてきたようです
これから少しずつ“くすみグリーン“へと変化していきます
暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になりましたね
少しでも、心安らぐ景色をお届けできましたら幸いです