見てみよう 冬の公園の自然や生きもの
冬にはどんな生きものが活動しているのでしょうか。園内を見渡すと、野鳥の姿や生物の痕跡など、 厳しい寒さでもたくましく生きる野生動物の姿を見ることができます。 公園で、身近な自然の中にみられる生き物の暮らしを覗いてみませんか?
ひたちなか自然の森
既存の植生を生かしたまま整備された里山。アカマツやコナラの樹林を主体に、さまざまな動植物を観察することができます。林床には、様々な種類のコケ類や地衣類が自生し、散策路では木々に遊びに来るジョウビタキやアオジなどの野鳥を見ることができます。木々の葉が落ちた冬は、バードウォッチングに最適な季節。1月、 2月には観察会も開催。 木立の中の散策路を歩きながら、野鳥や貴重な自然を観察してみましょう。
鳥の声が聞こえたら…。
鳥の声が聞こえて葉が揺れると、野鳥がいる可能性大。木々の間をよく見てみましょう。枝にじっと止まっていたり、枝からすぐに他へ飛んでいく場合も。少し待ってみるのも野鳥を見つけるコツの一つ。
見つけた時の感動は大きなもの。ぜひ野鳥を探してみてください。
イベント情報「冬の野鳥観察会」
- 日時:1月13日(月・祝)・2月11日(火・祝)・24日(月・振) 9:30~12:00
- 人数:15名
- 協力:日本野鳥の会茨城県 秋田 宏幸
- 場所:ひたちなか自然の森
- 備考:事前申込 雨天中止
『記念の森レストハウス』にはバードバスも。
記念の森レストハウスのテラスの近くには、鳥たちの水のみ場であり、水浴び場でもある「バードバス」が設置されています。毎日様々な野鳥が遊びに来るバードバス。この日はビンズイとメジロが来ていました。テラス席での休憩中に、野鳥たちに会うことができるかも。
冬にはどんな鳥と出会えるんだろう?野鳥図鑑を見てみよう。
沢田湧水ネイチャーハウス
沢田湧水地の希少な生き物を、間近で観察することができるネイチャーハウス。冬は眠っている生きものたちが多数ですが、館内では、周辺で見ることのできる動植物の標本や写真などを展示しているため、植生を知ることができます。2月には、天敵に食べられないように冬の早いうちから動き出す“ニホンアカガエル” の卵を探すイベントを開催。実際に生体に触れることができる貴重な体験会です。
イベント情報「<沢田湧水ガイドツアー 特別編>ニホンアカガエルの卵をさがそう」
- 日時:2月16日(日) 10:00~12:00 当日受付 雨天中止
- 人数:10名
- 協力:沢田湧水地パートナー、ひたちなか市立美乃浜学園
- 場所:沢田湧水地
- 受付:沢田湧水ネイチャーハウス
今年初開催「冬の公園魅力発見クイズラリー」
- 日時:1月18日(土)~2月28日(金) 9:30~16:30
- 場所:園内全域
冬の公園をもっと楽しむために、とっておきのイベントを紹介。公園には自然がいっぱい。冬には、みはらしの丘の白色の景色に、カラフルなアイスチューリップ、すやすやと眠っている動物たちの痕跡など、この時期にしか見ることのできない景色や魅力が盛りだくさん。冬の公園の魅力をクイズにしているので、園内を散策しながらクイズにチャレンジしよう。
※クイズラリーカードは各入園ゲートに設置