スタッフブログ

    コキアライトアップ 2019年は9月1日(日)まで!

    2019/8/31

    1年に10日間だけの絶景「コキアライトアップ」。

    点灯時間の午後6時になると、徐々にお客様が集まってきました。

     

    日が落ちて、暗くなるまでの間は、夜間営業している「記念の森レストハウス」がおすすめ。

    バリスタがハンドドリップで淹れる珈琲や、レモンを夜空に浮かぶ満月に見立てた「ブルームーンレモネード」で一休み。

     

    ケータリングカー大集合の「ぐるめぐり」で小腹を満たすのもいいかも。

     

    みはらしの丘に到着すると、目の前に広がるのはライトアップされたコキアたち。

    60cmほどに育った緑のもふもふコキアが、ライトに照らされて神秘的です。

     

    そして、お待ちかねの光と音の演出!

    今年のテーマは“FINE(元気)”。宇宙・恋・愛・花・ヒーロー、5つの物語が紡ぐ、わくわく、ドキドキ、元気が湧いてくる光と音楽の演出をお楽しみいただけます。

    カラフルに照らされてコキアたちも元気いっぱい!

     

    丘を見上げる景色も良いですが、上から眺めるのも迫力満点!

     

    丘の上から見ないと気づかない、光のヒマワリが咲く演出も。

     

    麓のみはらし広場では、人気の「ハム焼き」がライトアップ初出店。

     

    みはらしの里の古民家もライトで幻想的に浮かび上がります。

     

    テラスハウスでは、恒例の「ひょうたんランプ展示」。

    今年で91歳となった愛子おばあちゃんの可愛らしい作品がいっぱいです。

     

    そして、土日には手持ち花火のイベントも。

    ご近所迷惑など気にせず花火をお楽しみいただけます。

    参加費は400円。18:30~21:00まで、会場は西口広場休憩所前です。

    (公園で用意した花火のみです。持ち込みはできませんのでご注意ください)

     

    2019年のコキアライトアップは、9月1日(日)までです。

    コキアきらめく特別な夜をぜひ、お楽しみください。

     

     

    昆虫標本づくりに挑戦しました!

    2019/8/18

    お盆も過ぎて、小学校や中学校の夏休みも終盤。

    本日は、夏休みの自由研究にもぴったりな「昆虫標本づくりに挑戦」を開催し、多くの親子連れの皆さまにご参加いただきました。

     

    午前中はひたちなか自然の森にて昆虫観察と採集、午後は沢田湧水ネイチャーハウスにて昆虫標本づくり。

    通常は禁止されていますが、このイベントでは特別に、公園内での昆虫の採集・標本としての持ち帰りができます。

     

     

    まずはじめに、茨城県自然博物館の先生より、服装や昆虫の採り方、本日行う標本づくりについて説明が。

    「昆虫を捕まえて標本をつくるということは、その虫の命を奪うということ」と話す先生に、会場からは、驚く声も上がりました。

     

     

    それではいざ、ひたちなか自然の森へ!

     

    早速つかまえた!

     

    あちらこちらに昆虫がいっぱい

     

    アゲハチョウを捕まえました

     

    本日のイベントでは蝶をメインに、採集を行いました。

    羽ばたくうちに鱗粉はがれてしまったり、羽が痛んでしまわないように、紙を三角形に折ってつくった「三角紙」に挟んでから虫かごに入れていきます。

     

     

     

    午後からは、沢田湧水ネイチャーハウスにて、午前中に捕まえた昆虫の標本づくり。

    実際に標本をつくりながら説明してくださる先生の周りに集まって、そのつくり方に注目。

    羽を固定するときに、左右対称にするのがポイントとのこと。

     

     

    続いて実践!標本づくりが難しい、蝶以外の昆虫に挑戦する親子も。

    力を合わせて進めていきます。

     

    できたよ

     

     

    立派な標本ができましたね

    最後に、採集日と採集場所、採集者の名前を書いたラベルを付けます。

    しっかり保存できれば、後世まで残っていく貴重な標本になります。

     

    夏の森で汗をかきながら、親子で一緒に追いかけて捕まえた昆虫たち。

    命に向き合いながら、一生懸命つくった標本。

    きっと、特別な夏の思い出になったのではないでしょうか。

     

    ワクワク・ドキドキの夏体験が満載の「とびっきり!夏フェア!」は、引き続き9/1(日)まで開催中!

    8/23(金)からは、コキアライトアップもスタートします。

    夏のひたち海浜公園へ、ぜひ遊びに来てくださいね

     

     

     

    夏休みだ!水遊びだ!氷の世界も!?

    2019/7/27

    雨が続いていたかと思ったら、一変、急に暑くなってきました。

    そんな日は、やっぱり水遊びが楽しいですよね!

     

    ひたち海浜公園の水遊び広場では、3種類の水の仕掛けがお楽しみいただけます。

    まずは、流れ落ちる水の壁でできたトンネルの中を歩いたり、通り抜けたりして楽しむ「水のトンネル」。

     

    50箇所の噴水ノズルから、勢いよく噴出する水に思わずびっくりの「噴水広場」。

     

    定番の「ジャブジャブ池」は、水深の異なる幼児用と児童用の2つに分かれており、安全に楽しく遊ぶことができます。

     

    お腹がすいたら、「水のトンネル」の隣にあるファストフードショップ「そよかぜキッチン」へ。

     

    プレジャーガーデンのアトラクションは、濡れたままでは乗れません。

    着替えてから遊びに行きましょう!

     

    今一番のおすすめは、氷の世界を体験できる「アイスワールド」。

    (3歳以上有料。0〜2才はご利用不可。3才〜小学1年生未満は16才以上の付き添いが必要。)

    外は暑くても、中はキンキンに冷えてます!

     

    さらに、期間限定で、防衛省自衛隊、北海道紋別市のご協力のもと「南極の氷と流氷展」を開催中です。

    南極の氷、どんなものか気になりますね~。

    お兄さんの持つプレートの先に南極の氷が・・・。

    実物は、アイスワールドでご確認ください。

     

    南極の氷も、流氷も、触ってみることができます。

    展示期間は2019年7月27日(土)~9月1日()まで。(入園料のほか、「アイスワールド」のご利用料金として400円が必要です)

    ぜひ、この機会に貴重な氷を体験してみてください。

     

     

    緑のコキア成長中です!

    2019/7/20

    園内のみはらしの丘では、32,000本のコキアがすくすくと成長しています

    現在は15~20㎝程の大きさで、ソフトボールより少し大きいくらいでしょうか?

    可愛らしい姿に癒されますね


    コキアたち、みんなで仲良く整列

    まるくてふわふわ、何に見えるかな?

    ふうせん?わたあめ?

    もふもふとやわらかいので、ぜひ触れてみて下さい

    本日、7月20日(土)より『とびっきり!夏フェア!』を開催中!

    水遊び広場や夏ならではのイベントが盛りだくさん夏休みも公園でぜひ楽しんでください!

     

    また、8月23日(金)からは、『コキアライトアップ』も始まります

    カラフルな光によって幻想的に照らされたコキアも、ぜひ見に来てくださいね

    ご来園をお待ちしております

     

     

    古民家「奥の屋」お披露目しました

    2019/7/14

    昨日7/13(土)はみはらしの里にて、3棟目の古民家となる「奥の屋」(旧會澤家住宅)の移築整備工事完成を記念し「完成イベント」を開催しました。

    関係者を中心に、多くの方々にお集まりいただきました。

     

     

    国土交通省 国営常陸海浜公園事務所長による主催者挨拶を皮切りに、奥の屋前にて完成イベントが開幕。

     

    国土交通省 国営常陸海浜公園事務所長 小島 孝文

     

    整備検討委員会委員長による来賓挨拶、前所有者への感謝状贈呈が行われ、続いては、ひたちなか市立東石川小学校による「東石川陣太鼓」の演奏。

     

    ひたちなか市立東石川小学校の皆さんによる大迫力の演奏

     

    その後は、関係者による記念植樹を行いました。

    植えているのは「茶」の木の苗。

    奥の屋の生垣として、立派に成長していく姿を見守っていきたいですね。

     

     

     

    午後からも、奥の屋内にてイベントが続きます。

    古民家の移築にあたり技術的なご指導をいただいた宮澤智士氏(長岡造形大学名誉教授)、一色史彦氏(建築文化史家)よる記念講演「旧會澤家住宅の魅力」では、使用された木材の年代について、また建物の美しさについてなど、奥の屋の特徴を取り上げた詳しいお話が。

    実際に目で見て、触りながら、奥の屋の魅力を深彫りしていきました。

     

     

    続いてはひたちなか市民謡民舞連合会による「民謡民舞披露」。

     

     

    県内各地に伝えられる民謡や民舞を中心に披露され、奥の屋の空間と相まって情緒的な舞台となりました。

     

    本日、明日も奥の屋にて関連イベントが続きます。

    楽しく参加して、地域の歴史・文化に触れてみませんか?

     

     

     

    砂丘の女王「スカシユリ」が咲き始めました!

    2019/7/6

    梅雨らしい天気が続く今日この頃。

    砂丘エリアで砂丘の女王とも呼ばれる「スカシユリ」が咲き始めました。

     

    砂丘観察園路を散策していると、所々で見ることができます。

     

    ひときわ目立つお花がスカシユリ。

    海岸の砂地に生える多年草で、大きなオレンジ色の花を咲かせます。

     

    名前の由来は、花弁の下のほうが細くなって、隙間ができ、透けて見えることから。

    梅雨時期に咲き始めるため、雨がこの隙間から落ち、水がたまらない仕組みになっているのだそう。

     

    スカシユリは、かつては砂浜に群生していましたが、環境の変化などにより数が減少しています。

     

    ひたち海浜公園では、公園のボランティア「野生植物パートナー」のみなさんが中心となり、残った株を大切に保護すると共に、園内の圃場で育てた球根を砂丘ガーデンなどに植えています。

     

    砂丘に凛と佇む花姿。

     

    ご来園の際には、「砂丘の女王」に会いに、砂丘エリアへぜひ足をお運びください。

     

     

    「ハーブフェスティバル」を開催しました

    2019/6/30

    本日は「ハーブフェスティバル」を開催しました!

     

    本公園のハーブガーデン「香りの谷」にて開催予定のところ、雨天のため、場所を「グリーン工房」に変更して行いました。

    足元の悪い中でしたが、多くのお客様にお集まりいただきました。

     

     

    クラフト体験のほか、ハーブティーの飲み比べ、クイズラリーなど、イベントが盛りだくさん

    ハーブを日常に取り入れて楽しむヒントをご案内するのは、公園のボランティア「ハーブパートナー」のみなさんです

     

     

    さわやかな香りのハーブで香り袋をつくる「サシェづくり」や、香りの谷のラベンダーを使った「ラベンダースティックづくり」などのクラフト体験のブースも大賑わい

     

    サシェづくり

     

    ラベンダースティックづくり

     

    入り口付近には、乾燥させたハーブ“ドライハーブ”と、香りの谷で今朝摘んだばかりの“フレッシュハーブ”、それぞれを使って淹れたハーブティーを飲み比べる「ハーブティークイズ」のコーナーが

     

     

    じっくり飲み比べながら、それぞれのハーブティーを堪能します

    すっきりとした後味のドライハーブティーに対して、フレッシュハーブティーはレモンに似た鮮烈な香りが、飲んだ後まで続く印象。

     

    こちらがフレッシュハーブティーに使っているハーブ

     

    香りの谷の「レモンバーベナ」「レモングラス」「レモンバーム」

     

    口当たりはまるで違うのに、実はドライもフレッシュも、同じハーブを使っているというから驚きです

    さらにドライハーブティーには、万能ハーブとも呼ばれる「エキナセア」もブレンドしているんだとか

     

    香りの谷に咲く「エキナセア」

    乾燥させた「エキナセア」の茎を使います

     

    様々な効能を持つハーブ。

    暮らしの中に、上手に取り入れることができたなら、毎日がもっとハッピーになりそうですね

     

     

    香りの谷では、約120種類のハーブをお楽しみいただけます。

    ご来園の際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね

     

     

     

    アジサイ咲き始めました♪

    2019/6/23

    6月に入り雨が降ったりやんだりと梅雨空が続いておりますね。

    太陽が恋しくなりますが、園内では素敵なお花が咲き始めました

     

    この時期に咲くお花というと、皆さんきっとおわかりですよね。

    現在、園内の「ひなの林」でアジサイ“アナベル”がご覧いただけます

    北米原産のアメリカノリノキを改良して作出された品種で、純白の小さな装飾花が密に集まっており、見ごたえのあるお花です。

    強健で育てやすい性質を備えており、日本でも人気だそうです。

    ふわふわとまとまって咲く姿がわたあめみたいですね

     

    中にはこんな色のアジサイも!

    白いお花が咲く中に、ピンクがあるとまた華やかですね♪

     

    皆さんキレイ~とおしゃっており、どの場所で写真を撮ろうか?と悩まれておりました。

     

    なんとなくたんぽぽの綿毛に似ていると思いましたが、やっぱりちょっと違いますね

     

    すっきりしない天気が続きますが、園内をゆっくりのんびりお散歩するのも気持ちがすっきりしてリフレッシュできますね

    この時期しか見られない公園の景色をぜひお楽しみ下さい

     

     

    初開催!「ハナハタザオ」ガイドツアー

    2019/6/16

    昨日の雨で洗われたような、きれいな青空。

    好天にも恵まれ、今回が初開催となるイベント「ハナハタザオ」ガイドツアーを開催しましました。

    ハナハタザオは、環境省と茨城県のレッドデータブックの両方で絶滅危惧IA類に指定されている希少な植物。

    いったい、どんなお花が見られるのでしょうか??

     

     

    集合は、海浜口・風のゲート。

    ガイドを務めるのは、ハナハタザオの保護・増殖に取り組んでいる公園のボランティア「野生植物パートナー」の皆さんです。

    せっかくなので、同時開催の「砂丘の生き物さがし」に参加の皆さんと一緒に、ハナハタザオの保護・増殖を行っている「海浜植物圃場」に出発!

     

    ひたち海浜公園の砂丘には、かつて、多様な海浜植物が豊富に生育していましたが、現在は大幅に減少し、絶滅してしまったものもあります。

    「海浜植物圃場」は、絶滅の危機にある植物や、激減してしまった植物を保存することを目的に設置され、「野生植物パートナー」との協働で管理を行っています。

     

    この圃場に、ハナハタザオが咲いています!

    え?どこにあるかわからないって??

     

    普段は立ち入れない圃場の中ですが、ガイドツアーは特別。

    ぐっと、近くによって見ましょう!

    ありました!小さな薄紫の清楚なお花です。

     

    ハナハタザオ(アブラナ科ハナハタザオ属)は、主に山地や海浜の明るい砂地に生える越年草。

    茎は直立して1550cmになり、6月上旬~7月中旬頃、薄紫色の花を咲かせます。

    名前の由来は、旗竿のように1本茎で立ち、きれいな花を咲かせることからきているそうです。

    ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いとされる希少な植物。

    これからも大切にしていきたいですね。

     

    海浜植物圃場には、他にも希少な植物が。

    ハマボウフウ(茨城県:準絶滅危惧)

     

    お花の咲いていないものはフリップでご紹介。

    カワラサイコ(茨城県:準絶滅危惧)

     

    圃場の後は、砂丘観察園路で海浜植物を観察しました。

    青い空、青い海と景色は最高!

     

    カワラナデシコ(茨城県:準絶滅危惧)

     

    テリハノイバラ

     

    砂丘エリアを良く知る野生植物パートナーの皆さんの楽しいお話で、ハナハタザオだけでなく、多様な海浜植物を楽しめる大満足の観察会でした。

     

    「ハナハタザオ」ガイドツアーは、来週、6月22日(土)にも開催いたします。

    皆様のご参加、お待ちしております。

     

     

    オオウメガサソウに会いに行こう!

    2019/6/8

    6月に入り雨が降ったり止んだりとどんよりした天気が続いておりますが、
    公園では希少な植物を見ることのできる時期となりました

    本日は、ひたちなか自然の森で「オオウメガサソウ」のガイドツアーに参加してまいりました。
    なんと!普段は入ることができない保護区域に行くことができるんです


    早速、皆で周る場所を確認して出発
    どんな植物に出会えるかな?


    散策中は公園のボランティアである里山パートナーさんが、ひとつひとつ丁寧に植物について説明してくださいました

    足元にも大切な植物が…
    例えば「ホソバオキナゴケ」。
    環境の良いところでしか見られないそうで、とても貴重なんだそうです
    初めて知りました


    歩いていくと、途中でオオウメガサソウに似た「ウメガサソウ」を発見

    高さが5~10cmととっても小さいので、見落としてしまいそう。


    さらに奥に進んでいくと
    オオウメガサソウの

    登場です 

    神秘的な佇まいとうつむきがちに咲く様子から森の妖精とも呼ばれ、高さはなんと1015cm
    実は小さな植物なんです

    オオウメガサソウは、マツの根共生菌と共生しているため、マツの存在が無くては生きることができません。
    そのため、里山パートナーさんたちが今ある環境を守るべく、森の管理作業や生育地の調査などを行っています

     

    環境省レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている希少な植物で、国内では1道3県でしか見ることのできない「オオウメガサソウ」。

    これからも大切にしていきたいですね


    今しか見ることのできないこの花に会いに、ぜひ公園に足を運んでみてください。
    皆様のご来園をお待ちしております