ネモフィラぬくぬく冬支度!「霜よけシート」の設置が始まっています

2021/12/19

みはらしの丘では、ネモフィラの種まきが完了し、早くも小さな芽が出始めています

13日(月)からは、ネモフィラの株を冬季の寒さから守るための大切な冬支度「霜よけシート」の設置が始まりました。

 

霜よけシートの設置は、みはらしの丘の約4.2haに約2週間かけて行います。

丘の斜面が白いシートに覆われていく様子は、本格的な冬の訪れを感じさせます

 

こちらは、ネモフィラの小さな芽。

丘のあちらこちらで、ぴょこぴょこと可愛い顔をのぞかせています

ネモフィラの発芽を確認次第、暖かいお布団を掛けるように、ふんわり真っ白なシートを設置していきます。

今回は設置現場をのぞいてみましょう

 

まず約2m幅の帯状の白い不織布を、斜面に沿わせながら敷いていきます。

隣同士を少し重ね合わせて、ピンで仮止め

 

続いて隣り合うシートの端を巻き込むように寄せ合わせて…

 

最後にピンでしっかり固定。

 

丘一面をきれいに隙間なく覆っていきます

 

実はここに、美しい風景をつくるための工夫が。

霜よけシートには、“保温性が高く植物の生育を促す”効果があるのをご存知でしょうか。

みはらしの丘は斜面の向きや角度により生育環境が異なるため、シートの設置順により、ネモフィラの成長差をコントロールしているんです

春に向けた開花の調整は、すでに始まっています

 

霜よけシートは、年内には設置が完了する見込みです。

冬空に映える真っ白なみはらしの丘をご覧いただけるのは、もう間もなくです。