スタッフブログ

    《夏の花情報》ジニアが見頃となりました

    2025/8/2

    入道雲が空に映え、まぶしい夏の到来を告げています

    『みはらしの里』では、ジニアが見頃となりました

     

    ジニアは、キク科ヒャクニチソウ属、メキシコを中心とした南北アメリカ原産の一年草

    カラフルで愛らしい花姿が印象的です

     

    ジニアの和名は「百日草(ヒャクニチソウ)」

    その名の通り、夏の暑さに強く、次から次へと花を咲かせ、長期間お楽しみいただけるのが特徴です

     

    ジニアの背景には、昔懐かしい『古民家』や生育中の「コキア」の姿が

    古民家

    コキア

    様々な景色を見ることができて、同じ場所とは思えないほど彩りが綺麗ですね

     

    色鮮やかに、元気よく咲く姿にパワーをもらいます

    蝶も遊びに来て、絵になるような一枚が撮れました

     

    皆さんも植物からパワーをもらって、公園で特別な夏を過ごしませんか

    水分補給をしながら、熱中症には十分にご注意いただき、園内をお楽しみください

     

     

     

    《ふわりんのほのぼの日記》カブトムシとご対面

    2025/7/30

    夏の太陽からパワーをもらい、絶好調のふわりん

    『みはらしの丘』に住んでいる、ふわりんを呼んでみましょう

    「ふわりーん

     

    こちらは、ふわりんです

    「コキアが大きくなっているよー」と、現場からは以上でした

    コキアは30~40cmくらいに、大きくなっています

     

    今回は、今年初のイベント情報を皆さまへお届け

    『沢田湧水ネイチャーハウス』に、「カブトムシハウス」が登場しているんです

    「気になるから、中に入ってみよう」と、ふわりん。

     

    「おおーこんな近くで見ることができるんだね。」

    ふわりん、そーっと触ろうとしたら…

     

    「わっ飛んできた

    びっくりしたけど、きっと挨拶してくれたんだね

     

    8月3日まで、カブトムシに会えるよ

    みんな遊びに来てねー

     

     

     

    《ふわりんのほのぼの日記》丘はどこにある?

    2025/7/14

    ふわふわとまるい緑葉コキアをモチーフにした、当公園のオリジナルキャラクターのふわりん

    てくてくお散歩していたら、迷子になってしまいました

     

    「わー!やっと丘に到着だ」と思ったら…

    撮影スポットでした

    「記念撮影にオススメだよー

     

    まだまだ頑張ろうと、歩いて行くと「あ!丘だ

    ここは、モッコクの木でした

    ちょっと違うみたい

     

    「わーい!やっと丘に着いたー

    あれあれこれはコキアだった

     

    「おーい!みはらしの丘はここだよー

    丘が教えてくれました

     

    ふわりん、お家に着いてほっと一安心

    次回、ふわりん○○に出会う

    お楽しみに

     

     

     

    《地域連携》スターバックスひたちなか店でコキア植栽体験実施!

    2025/7/14

    暑さが和らぎ、過ごしやすい日が続きましたね

    当公園の近くにある『スターバックス ひたちなか店』で、コキアの苗の植栽体験を実施しました

     

    今回は、地域連携の一環で植栽が決定

    早速、店舗の入り口にある花壇に、コキアの苗を植えていきます

     

    花壇の植栽場所を決めて、苗のポットを置いたら…

     

    コキアは根が傷つくとうまく育たないため、ポットからそっと出して、やさしく植えていきます

     

    除草のため、この日スターバックスひたちなか店でできた”コーヒーかす”を再利用して、花壇に撒いていきます

    雑草の成長を抑制する効果があるというから、驚きです

     

    最後に、”ウッドチップ”を敷き詰めて完成

     

    多くの人の手で植えられたコキアたち

     

    無事に植栽が完了しました

    新たな場所での成長も楽しみですね

    元気にすくすく育って、皆さまへ笑顔をお届けできましたら幸いです

     

    また現在、当公園のコキアたちは、以下の場所でも活躍中

    【友部SA】

    【東石川第2公園】

     

    近くにお立ち寄りの際は、ぜひコキアたちの成長をご覧ください

     

     

     

    《夏の花情報》『砂丘エリア』では、スカシユリが咲いています。

    2025/7/9

    空の青さが真夏の到来を感じさせてくれますね

    『砂丘エリア』では、鮮やかなオレンジ色の花、スカシユリをご覧いただけます

     

    スカシユリはユリ科ユリ属で、海岸の砂地などに生える多年草

    花弁の下方が細くなり、隙間ができて透けて見えることが名前の由来です

     

    花びらの間に隙間があり、雨水が溜まらずに落ちる構造を持つユリの花

    夏の強い日差しの中でも、たくましく生きる姿は力強さを感じますね

     

    当公園では、ボランティアの「野生植物パートナー」が、砂丘の保全活動に取り組んでいます

    スカシユリは保護活動が無ければ、いずれは絶滅してしまう可能性がある希少な植物です

    スカシユリ球根植え付けの様子

    スカシユリ播種の様子

    人の手により大切に守られてきたのですね

     

    貴重な植物の保護や増殖などの活動に、参加してみませんか

    ぜひ興味がありましたら、「ひたち公園管理センター(TEL:029-265-9001)」までお問い合わせください

    皆様とともに、大切な動植物を守ることができましたら幸いです

    「野生植物パートナー」についてはこちら

     

    スカシユリは、7月中旬までご覧いただける予定です

    ぜひこの機会に、砂丘を彩る美しい花の姿をご覧ください

     

     

     

    《夏のスポット情報》夏に公園で何して過ごす?

    2025/7/2

    空の青さが真夏の到来を告げているようですね

    皆さまは夏休みの計画は立てましたか

    当公園には、のびのびと身体を動かせる『林間アスレチック広場』に、『バーベキュー広場(※要予約)』と、夏を満喫できるスポットがあります

     

    自然の中で、体を楽しく動かしたい時に、ピッタリな『林間アスレチック広場』

    木々が多く木陰があるので、夏でも比較的涼しく過ごせるのもポイントです

     

    『バーベキュー広場』から見ると、同じ森の南側に、15種類のアスレチック遊具が設置されています

     

    それぞれの遊具には、「恐竜の背渡り」「ターザン砦」「へそ曲がりラダー」などユニークな名前がついており、子どもたちに大人気の施設です

    「恐竜の背渡り」

     

    対象は、主に小学校低学年ぐらい

    山あり谷ありのアスレチックは、バランスを取ったり、全身を使って楽しめる仕掛けが満載です

    ゴールしたら笑顔でハイタッチ友達と、家族と挑戦してみてくださいね

    途中でこまめな水分補給を心がけながら、熱中症には十分に気をつけて、楽しく遊びましょう

     

    また、お昼は夏らしくバーベキューを楽しむのも良いですね

    当公園の『バーベキュー広場』は公園で最も海に近い入口、「海浜口」からすぐの、松林が木陰を作るベストスポット

     

    家族、仲間同士、職場レクレーション等、爽やかな潮風と緑の松林の中でのアウトドアクッキングをお楽しみいただけます

     

    予約制となっておりますので、事前にスケジュールを決めて、以下特設ページの「バーベキュー施設予約」からご予約くださいね

     

    バーベキュー広場について

     

    暑い時期にピッタリな『林間アスレチック広場』で、体を動かす爽快感と日常から離れたリラックスを体感

    そして、アスレチックを満喫した後には、バーベキューで身も心も満たしましょう

    最高に美味しく、楽しい夏を公園で堪能ください

     

     

     

    《初夏の花情報》コキアが丘に届くまで

    2025/6/23

    この時期、紫陽花などの花々を見ると、心晴れやかになりますね

    前回のブログでは、コキアの植え付け準備をご紹介しましたが、今回はいよいよ、植え付け作業に密着

    作業の工程からスタッフのやりがい・苦労話など、現場の”生”の声を届けます

     

    晴れたり曇ったりと、梅雨入りが迫る昨今

    『みはらしの丘』に行くと、少しずつ夏の景色へと衣替えが進んでいました

    (6月5日時点の『みはらしの丘』の様子)

     

    作業をしているスタッフがいたので、近くへ行って見ると、コキアの苗を発見

    丘ではなんと、「コキア」の植え付け作業が、もうすでに始まっていました

     

    そもそも「コキア」は、ヒユ科ホウキギ属、ユーラシア大陸の乾燥地帯原産の一年草

    当公園では、オリジナル品種の”ルージュ”を植栽しています

    (コキアの苗)

    ふんわり丸く育つのが特徴で、最初はこんなに小さく細長いがやがて、まるまると育っていきます

    小さな苗が大きく育っていくのは、植物のパワーを感じますね

     

    さて、コキアはどんな工程で植えられていくのでしょうか

    (植栽するコキアの苗が並ぶ園路脇)

     

    『みはらしの丘』では、春にはネモフィラ、夏から秋にかけてコキアを植栽しています

    同じ場所に植えるため、まず土壌を掘り起こす作業からスタート

    (一部エリアの土壌改良作業中の丘の様子)

     

    例年、コキアの植え付け作業は、6月上旬~中旬にかけて始まります

    梅雨の合間を縫っての作業になるため、天候を確認しながら、スタッフ同士で役割を分担して作業を進めていきます

     

    掘り起こした土は、人の手でならしてふかふかに仕上げます

    その後、コキアが綺麗に見えるよう、丘全体を見ながら植栽場所を決めていきます

    (土にラインを引く作業の様子)

    美しく見える景観にするには、生育環境を整えることはもちろん、植栽場所も重要に

     

    そして、植栽の際にはちょっとした工夫も…

    (専用の器具を使用して、70㎝間隔に区切る作業)

     

    コキア同士が重ならないように、70㎝間隔に”しるし”を付けていきます

     

    その後、苗を植える穴を掘るのですが、これがなかなかの力仕事

    (スタッフ同士確認しながら穴掘り)

    この時期、少しずつ気温が上がってくるので、暑さ対策も重要になります

    スタッフは、こまめに水分補給しながら、作業を進めていました

     

    近くで見ると、穴はしっかりとした深さ

    苗をしっかり支えるためには、十分な深さが必要なのです

    (穴は思っていたより深さが!)

    ここからいよいよ植栽作業へと移っていきます

    コキアの植え付けで重要なのは、成長したコキアが丘全体で「美しく大きな波のうねり」のような景色となるよう、植えていくことです

    (コキア植え付けの様子)

     

    それでは、植え付け作業の流れを詳しくご紹介します

    長雨で苗が流れないよう、一つ一つ、グッと力を込めて植えていきますよ

    ポットからそっと苗を外したら

    優しく苗を持って

    丁寧に苗に土を被せていきます

    「どうかな?」と苗の様子を見るスタッフ

    きちんと植わったことを確認したら次へ進みます

     

    一見簡単に見えるかもしれませんが、熟練の技があるからこそ、スムーズに植えられるのですね

     

    「秋の景色まで成長を見るのが楽しみなんです。」と、スタッフは言います

    所々で見られる笑みに、こちらまで嬉しい気持ちになりました

    自ら植えた苗が、やがて絶景を創り出す。まさに”喜び”そのものですよね

    日々のスタッフの笑顔が、きっとコキアの元気に繋がっているのでしょう

     

    植栽後は、水を撒いていきます

    スタッフは、広範囲に水が行き渡るよう、苗と苗の間をくまなく移動します

    移動しながら水を撒くと、均等に水分を届けられるのです

     

    暑さの厳しい夏でも、水分をしっかり保てるように調整するのは大変なこと

    天気との兼ね合いもあるので、雨の翌日は特に念入りに苗の様子を見たりと、見極めが大切です

    ここからは、コキアのパワーを信じて成長を見守っていきます

     

    数日後、再び『みはらしの丘』へ様子を見に行くと、たくさんの苗がずらりと並んでいました

    スタッフの愛情がたっぷり込められた、この景色

    コキアも喜んでいそうですね

     

    今年も皆さまと一緒に、成長を見守っていきたいと思います

    公園公式SNSでも、コキアの植え付け作業の様子を動画でお届けしていますので、ぜひご覧ください

    引き続き、最新情報をお伝えしますので、ブログの更新をお楽しみに

     

     

    《希少な植物特集》ハナハタザオがご覧いただけます

    2025/6/12

    初夏の日差しが心地よく、日ごとに夏の気配を感じるようになりましたね

    『砂丘エリア』では、小さな紅紫色の花を咲かせる希少植物「ハナハタザオ」がご覧いただけます

     

    ハナハタザオは、絶滅が危惧される植物で、環境省レッドリスト(2020)・茨城県版レッドデータブック(2012)では絶滅危惧Ⅰ類に指定されています

    ごく近い将来、野生での絶滅の危険性が極めて高い希少な植物

     

    そんな希少植物を守るために、当公園では公園ボランティアの「野生植物パートナー」が、日頃からハナハタザオの保全活動を行っています

    活動では主に、開花株数調査や圃場(ほじょう)での育成、増殖活動など、砂丘環境を守るための取り組みを行っています

    様々な人の手によって、この環境が保たれているのですね

     

    また、ハナハタザオは、「旗竿のように 1 本茎で立ち、きれいな花を咲かせること」が名前の由来となっています

    淡い紫色の花がまとまって咲いて、まるで小さなブーケのよう

    開花は、例年7月中旬頃までの予定ですので、お早めにご来園くださいね

     

    ここで、ハナハタザオをもっと知りたい皆さまに朗報です

    6月15日(日)に、野生植物バートナーによる特別ガイドツアーを開催します

    砂丘エリアに咲く希少な植物を実際に見ながら、植物と環境のつながりや、保全活動について説明します

    ぜひこの機会に、お楽しみください

    イベントの詳細はこちら

    皆様のご参加、お待ちしております

     

     

     

    《初夏の花情報》コキアの準備が始まっています

    2025/6/9

    6月とは思えないほど暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか

    『みはらしの丘』では、コキアの植え付け準備が始まっています

     

    丘に向かうと、コキアが植栽される土をならす作業から行われていました

    土がふわふわとしていそうですね

    『みはらしの丘』のまっさらな景色は新鮮で、丘もリフレッシュしているように見えます

     

    その後、作業は以下のように進んで行きました

    しるしをつけていきます

    しるしをもとにシャベルで穴を掘り

    穴に肥料を入れていきます

    コキアの苗が入る穴が空き、これから植え付け作業が始まります

     

    実は、コキアの苗は手に乗るくらい(約15㎝ほど)小さいのです

    すくすくと成長して、また今年も秋までの景色が楽しみですね

     

    公園は少しずつ、夏の準備が進んでいます

    ぜひ”今”しかみることができない、園内の景色をお楽しみください

     

     

     

    《初夏の花情報》カリフォルニアポピー(バレリーナ)が初登場!

    2025/6/4

    6月も始まり、天気の変わりやすい日々が続いていますね

    『大草原西花畑』では、カリフォルニアポピー(バレリーナ)が初登場しました

     

    「バレリーナ」は、軽やかなフリル状の花びらが特徴の品種

    風に揺られる花姿は、名前の通りまるでバレリーナのような可愛らしさがあります

     

    オレンジやクリーム色の柔らかい色が重なり合い、華やかですね

     

    これまでオレンジ一色のカリフォルニアポピーでしたが、今年から「バレリーナ」へと植栽を変更

    『大草原フラワーガーデン』のシャーレーポピーとのつながりを持たせて、今の花畑になりました

    今まで一重咲きの花だけでしたが、八重咲きもあり、ボリュームのある花々にも注目です

     

    また、花畑沿いにはサイクリングコースもあるので、移動しながらお楽しみいただけます

    公園の景色を見ながら、風を切って走るのも心地よいですね

    サイクリングコースは、自転車専用道路となりますので、ご注意くださいね。)

     

    毎年少しずつ変化する公園の景色

    カリフォルニアポピーは、8日(日)までお楽しみいただける予定です

    ぜひ、お気に入りの場所を探して、季節の移り変わりを感じてみてください