休園中のコキア。夏から秋へ、9月は何色??
2021/9/12
臨時休園が延長となりましたが、コキアは元気に生育中です。
コキアは、8月の緑と10月の赤の印象が強いですが、9月の色はあまり印象にないかもしれません。
今回は、空白の9月のコキアにスポットを当ててみました。
今時分のコキアは、「色付き始めてきましたね」とよく言われます。
確かに、夏のさわやかなライムグリーンとは違うし、紅葉とも少し違うよう。
果たして、どんな変化が起こっているのでしょうか??
色の変化の理由、一つ目は「花」です。
近づいて、注意深く見てみると、枝先に直径2mmほどで、目立たない淡い黄緑色の小さな花が咲いています。
二つ目は「茎」です。
色付いてきているように見えるのは、茎が赤くなってきているから。
葉っぱは、まだ緑ですので、紅葉はもう少し先です。
9月のコキアは徐々に黄色みを帯びて、穏やかな“くすみグリーン”へ。
例年ですと、色付き始めは10月の上旬頃から、紅葉は10月中旬となります。
丘のふもとでは、コスモスが順調に成長。
みはらしの里では、ソバが芽を出しています。
少しずつ、秋の気配が近づいてきました。
一日も早く、公園でのびのび過ごせる日が訪れますように。