梅雨明け!可憐で、たくましく咲く砂丘の花々

2021/7/16

関東地方に梅雨明け宣言が出ました。

もくもくの白い雲と、強い日差しで、すっかり夏の風景に。

今回は、暑さの中、可憐で、たくましく咲く、砂丘エリアの花々をご紹介します。

 

 

砂丘エリアには、強風や乾燥、海水や強い日差しなど、厳しい環境に適応した海浜性植物が生育しています。

 

砂地でも、たくましく咲く「カワラナデシコ」。

 

可憐な花が潮風に揺れています。

 

ひときわ目を引く、鮮やかなオレンジ色の花は、砂丘の女王とも呼ばれる「スカシユリ」。

 

名前は、花弁の下のほうが細くなって、隙間ができ、透けて見えることに由来します。

 

強い潮風に耐えるために地面を這うように低く育ち、光沢がある葉は、太陽光を反射して温度が上がるのを防いでいます。

 

その他、茨城県レッドデータブック(2012)で準絶滅危惧に選定されている「カワラサイコ」や、

 

砂に埋もれても負けずに伸びる「ハマゴウ」などが咲いています。

 

砂丘散策の後は、冷房の効いたグラスハウスで一休み。

冷たいドリンクやアイスも人気です。ぜひ、ご利用ください。

 

いよいよ夏本番。

砂丘を吹き抜ける潮風は気持ちいいですが、日差しは強いです。

熱中症には十分にお気を付けください。