春の兆し!「ニホンアカガエル」の卵を探しに

2021/2/20

日差しが暖かく、春のような陽気となりました。

例年であれば、この時期に「ニホンアカガエルの卵塊」を探す期間限定の特別ツアー「ニホンアカガエルの卵をさがそう」を開催してます。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため今月末までのイベント中止が決定しておりますが、ニホンアカガエルの卵が気になり「沢田湧水地」へ様子を見に行ってきました。

 

みはらしの丘の北側に位置するこの一帯は、地下に厚い砂の層が、その下には水を通しにくい層があり、この特殊な地層により、地中にしみ込んだ雨水が湧き出して湧水地となっています。

 

湧水により湿地ができ、多様な水生・湿地性の動植物のすみかとなっています。

 

常時見学ができる源頭部では、砂からポコポコと水が湧き出している様子を見ることができます。

 

ニホンアカガエルが産卵する自然保護区へは、ガイドツアーでのみ立ち入ることができます。

 

デッキの遊歩道を歩いて湿地帯へ。

沢田川のせせらぎの音と、鳥たちの声に癒されます。

 

日中は暖かいですが、朝は冷え込んだようで日陰の池には、うっすらと氷が張っていました。

 

一つ一つ、池を覗いていきますが、なかなか卵は見つかりません。

 

諦めかけたその時…

 

見つけました!ニホンアカガエルの卵です。

昨年より半月ほど遅い今年初の卵で、2つの卵塊を確認できました。

ニホンアカガエルは、平地から丘陵地にかけての明るい森林、池・沼、水田周辺の草むら、湿地などに生息するカエルで、大きさは35mm~70mm程度。

厳冬期に冬眠を中断し、水辺に現れ繁殖行動を行います。

残念ながら、カエルの姿は目にすることができませんでしたが、これから3月にかけて、徐々に卵も増えてくると思います。

まだ花の少ない園内で、池の中に産み落とされた小さな命が、春の兆しを感じさせてくれます。