「冬の野鳥観察会」を開催しました
2020/2/23
暖かい日が続いていますね。
スイセンの丘では早咲きスイセンが見頃を迎え、スイセンガーデン周辺ではウメが咲き、園内には早くも春の気配が漂い始めています
本日は冬晴れの中「冬の野鳥観察会」を開催しました。
開園と同時に多くのお客様にお集まりいただき、にぎやかな雰囲気の中イベントがスタート。
講師の横須賀先生より、本日の観察のポイントやルートについてのお話があり、早速みんなで観察場所へ
西池にて「カイツブリ」を発見!
この野鳥観察会では双眼鏡を無料で貸し出しており、参加者の皆さんは各々の双眼鏡で野鳥を探します
「ヒヨドリ」
続いて、ひたちなか自然の森へ。
マヒワやシジュウカラ、ヒヨドリなど、野鳥たちが次々にお出迎え。
先生が設置してくれた望遠鏡も使いながら、木々の中に鳥たちの姿を探します。
本日は風が強く、天高く舞うトビやノスリの姿も見かけました。
写真を使いながら、それぞれの鳥の特徴や見分け方を教えてくださる先生のお話に、みんなで聞き入ります。
スイセンガーデンを通って、スイセン品種見本園へ。
「ジョウビタキ」
芽が伸び始めたスイセンの花壇の中に、可愛らしい「ジョウビタキ」を発見しました!
辺りを飛び回り、あちらこちらの枝にとまりながら、参加者の皆さんの前で、おすましポーズ
お腹の橙色がきれいですね
記念の森散策路を抜けて、ひなの林へ。
野鳥を探すうちに、だんだんと目が慣れてきて、先生よりも早く野鳥の姿をキャッチされる参加者の方も
葉の落ちた木々の中に、さっそく野鳥を発見
上の写真、どこに野鳥がいるか見つけられますか??
「いた」
「コゲラ」
キツツキの仲間の「コゲラ」です。
体が逆さまになりながらも、器用にしっかりと枝につかまりながら移動する様子を、間近で観察することができました
「ハクセキレイ」
道中、代表的な冬鳥「ツグミ」にも出会いながら、みはらしの丘方面へ。
ネモフィラが生育中の緑の丘の上に「ハクセキレイ」の可憐な姿を発見しました!
その後も野鳥の姿を追いかけながら、観察会のゴール地点となる、みはらしの里の古民家「奥の屋」に到着。
最後に参加者全員で、チェックリストを使いながら、観察会で声を聞いたり、姿を見つけた鳥を確認しあう「鳥合わせ」を行いました。
数えてみると…本日出会った野鳥は、なんと28種
実はひたち海浜公園では、本日見つけた野鳥をはじめ、渡り鳥などを含め年間で、これまでに100種以上が記録されているんです。
それぞれの野鳥の特徴を知り、いつもよりもじっくり目を凝らすことで、池の周りや森の中、芝生の上など様々な場所で、鳥たちに出会うことができました
特に、木々が落葉し見通しの良い冬は野鳥観察に絶好の季節です。
多種多様な野鳥の姿を探しに、ぜひ当公園にお越しくださいね