「干し芋づくり体験」を開催しました!

2019/12/1

少しずつ寒くなり、上着が手放せない季節になりました。

園内の紅葉した木々は、葉の落ちた枝も所々目立つようになり、冬の気配が漂い始めています

本日はみはらしの里の“里の家”にて、お子さんから大人の方まで幅広い世代のみなさんにご参加いただいて、「<茨城農文化体験>干し芋づくり体験」を行いました。

 

ひたちなか市の特産品でもある“干し芋”は、おやつにもお土産にも大人気

なんと生産量もひたちなか市が日本一なんです

公園スタッフによる“干し芋”の紹介・つくり方説明の後は、いよいよ干し芋づくり体験がスタート!

 

参加者のみなさんの前に運ばれてきたのは、たくさんのふかし芋!

今回はお一人あたり約1.5キロ分を使って干し芋をつくっていきます。

 

まずはサツマイモの皮むきに挑戦!

お芋の“あたま”と“しっぽ”の部分を落とし、バターナイフを使って皮と繊維を削り取っていきます。

 

ふかしたお芋はとてもやわらかく、どんどん削れて小さくなっていきます。

思わず「もったいないな~」と思ってしまいますが、皮や繊維の黒い部分をこの過程でしっかり削り落とすのが、きれいな干し芋をつくるポイント

 

ちなみに今回の体験で使っているサツマイモは、みはらしの里の畑で作られた「べにはるか」。

糖度が高くねっとりした食感が特徴で、蒸しても焼いても楽しめるお芋です。

作業の合間に味見をしてみると、思わずやみつきに

 

おいしいよ

 

全ての皮むきが終わったら、お芋の裁断に挑戦!

ピアノ線を張った裁断機に、お芋を立てて垂直に押しながらスライスしていきます。

 

裁断機を通したお芋は、よく見慣れた“干し芋”の形になっていてびっくり

1週間を目安に天日干ししたら完成です。

 

“里の家”では干し網に並べて天日干しにしますが、屋内で干す際は、風通しの良い場所を選んでネットなどを使って平干しにするのがおすすめ。

干す期間を少し延ばせば、固めの干し芋をつくることもできます。

みなさんのお芋が、美味しい干し芋になりますように

 

 

そしてちょうど干し芋が完成する頃…

来週末からは「ぽっかぽか冬フェア!!」がスタートします。

古民家での年末年始行事や、スポーツイベントなど、心も体もホッと温まる体験が盛りだくさん

プレジャーガーデンの大観覧車下には、今年も「干支の巨大地上絵」が登場します。

冬のひたち海浜公園に、ぜひとも遊びに来てくださいね