オオウメガサソウに会いに行こう!
2019/6/8
6月に入り雨が降ったり止んだりとどんよりした天気が続いておりますが、
公園では希少な植物を見ることのできる時期となりました
本日は、ひたちなか自然の森で「オオウメガサソウ」のガイドツアーに参加してまいりました。
なんと!普段は入ることができない保護区域に行くことができるんです
早速、皆で周る場所を確認して出発
どんな植物に出会えるかな?
散策中は公園のボランティアである”里山パートナー”さんが、ひとつひとつ丁寧に植物について説明してくださいました
足元にも大切な植物が…
例えば「ホソバオキナゴケ」。
環境の良いところでしか見られないそうで、とても貴重なんだそうです
初めて知りました
歩いていくと、途中でオオウメガサソウに似た「ウメガサソウ」を発見
高さが5~10cmととっても小さいので、見落としてしまいそう。
さらに奥に進んでいくと…
オオウメガサソウの
登場です
神秘的な佇まいとうつむきがちに咲く様子から”森の妖精”とも呼ばれ、高さはなんと10~15cm。
実は小さな植物なんです
オオウメガサソウは、マツの根共生菌と共生しているため、マツの存在が無くては生きることができません。
そのため、里山パートナーさんたちが今ある環境を守るべく、森の管理作業や生育地の調査などを行っています
環境省レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている希少な植物で、国内では1道3県でしか見ることのできない「オオウメガサソウ」。
これからも大切にしていきたいですね
今しか見ることのできないこの花に会いに、ぜひ公園に足を運んでみてください。
皆様のご来園をお待ちしております