「オオキンケイギク除去作戦」完了!

2019/5/25

四季折々のお花の楽しめる、ひたち海浜公園には、あまり喜ばしくないお花も??

侵略的な外来生物「オオキンケイギク」の除去活動を通して、自然の楽しさや環境問題について学ぶ、「みんなで学んで守ろう自然観察隊~オオキンケイギク除去作戦~」を開催しました。

 

オオキンケイギクは北米原産の多年草で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。

かつて観賞用・緑化用として日本に持ち込まれましたが、とても強靱で繁殖力が強いため、在来の植物をおびやかしてしまい、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定されました。

オオキンケイギクの花

 

これが、オオキンケイギク。

花が咲いていたり、蕾がついているとわかりやすいです。

 

こっちにもあったよー。

茨城生物の会、茨城県生物多様性センター、パークパートナーの皆さんと一緒に、オオキンケイギクを探します。

オオキンケイギク全部抜く!

中には、良く似た植物も。

花が咲いていないと、なかなか見分けが難しい!

これはどっちかな??

 

オオキンケイギクは、蕾が一つの茎に一つだったり、葉っぱの先が丸かったりの特徴が。

蕾がついていない株は、大人でも見分けるのが難しいとのこと。

植物の違いを観察するのって、とってもおもしろい!!

バッチリ見分けられるようになったよ!

 

全て抜き終えて、「思ったより少なかったよ」との感想。

このイベントは、今年で4年目。

園内のオオキンケイギクは、ほとんどなくなりました。

おうちに帰っても、周りにオオキンケイギクを見つけたら、駆除してくださいね。