「ニホンアカガエルの卵をさがそう」を開催しました!

2019/3/17

春めいた日が続いていますね。

沢田湧水ネイチャーハウスの近くではアオイスミレが可憐に咲いております

 

 

本日は沢田湧水地にて、沢田湧水ガイドツアー 特別編「ニホンアカガエルの卵をさがそう」を開催しました。

子どもから大人まで、10名以上の方にご参加いただきました。

 

公園のボランティアである沢田湧水地パートナーさんから、まずは「ニホンアカガエル」についてスライドでご紹介。

 

 

長靴に履き替えて、いざ沢田湧水地へ

 

 

 

ニホンアカガエルは平地から丘陵地にかけての明るい森林・池・水田周辺の草むらや湿地などに生息するカエルで、多様な動植物が生きる「沢田湧水地」にも多く生息しています。

 

2月中旬ごろから冬眠を中断し、今は繁殖期の真っ只中

今回のツアーでは、ニホンアカガエルの「卵塊」を探します

 

 

さっそくオタマジャクシを発見!

元気に泳ぎ回る姿に、みんな興味津々

 

 

続いて卵も発見!ボウルにすくって観察します

おそるおそる触ってみると…やわらかくてゼリーみたい

 

 

「透明なやわらかい部分は卵のお布団だから、やさしく触ってね」とパートナーさん

 

 

沢田湧水地には、様々な生き物のすみかとなる小さな池が数多くあります。

それぞれの池を回り、卵塊を見つけたら竿を立てて、記録用紙に卵塊の数を記入していきます

 

 

途中、ホトケドジョウを見つけたり 

 

フキノトウを見つけたり 

 

ガマの穂を見つけたり

 

特別な体験ができましたね

 

自然界にはアカハライモリやヘビなど、ニホンアカガエルの天敵となる生き物も多く、1,000個の卵があるとすると、その中でおとなのカエルになれるのは23匹ほどなんだそうです。

 

 

元気におとなになったカエルに会いに、沢田湧水地へまた遊びにきてくださいね