《春の花情報》今年初登場!ネモフィラが『グラスハウス』に来るまで…
2025/5/11
ネモフィラと聞くと、『みはらしの丘』を思い浮かべる方が多いかと思いますが、今年はなんと『グラスハウス』に初登場
今回、なぜこの場所にネモフィラを設置することになったのか、制作担当者に聞き、この景色ができるまでを追いました
そもそも、当公園の『グラスハウス』は、海が見えるガラス張りのカフェテラスです
和紅茶や軽食が楽しめるカフェ「Sea Side Cafe」が併設されており、地元の食材を使用した季節によるメニューもお楽しみいただけます
何といっても、室内から見渡す限り広がるこの景色が魅力
水面から海、そして空へと続く開放的な眺めはまさに圧巻です
実はこの景色が今回、この場所にネモフィラを設置するきっかけになりました
「ネモフィラから海、そして空まで続くこの景色は他にはない。新たな試みとして挑戦してみよう。」と、チャレンジをすることに
この、唯一無二のロケーションから、一体、どのような景色が生まれるのでしょうか
そんな期待と共に、制作が始まりました
当初は、水盤の上段のみならず、全面にネモフィラを植栽する構想がありました
しかしながら、コストや維持管理の面が厳しく、まずは上段の水盤のみで咲かせることに
初めての試みということもあり、今回は試験的な意味合いも込めて、この形に落ち着きました
設置にあたっては、もちろん不安なことも
『みはらしの丘』では5月上旬に見頃が終わってしまう花を、もっと長く楽しんでほしいという思いから、5月にも楽しめるように調整
(※苗の様子を確認)
しかしながら、時期が遅いと発芽しない可能性や、花数が減ってしまうことも…
心配なこともありましたが、無事に発芽を確認でき、「お客様へ”新しい景色”を届けたい!」という思いで、準備が進められました
いよいよ、ネモフィラ設置当日
現地には、ネモフィラの苗が少しずつ運び込まれてきました
トラックの荷台には、ネモフィラの苗がぎっしり
『グラスハウス』の水盤に、苗が入ったケースを1つずつ運び入れていきます
端からきれいに並べることで、ネモフィラが一面に広がる美しい景色に
元々、土のない場所からのスタートだったため、細かな調整を重ねながら、ようやく設置にこぎつけました
苗の入ったケースはずっしりと重く、運ぶのも一苦労
2人がかりでゆっくり持ち上げて、慎重に配置していきます
ケースの数は、約500個にもおよびました
作業が終わる頃には、水盤はネモフィラでいっぱいに
花が咲く日が待ち遠しくなります…
設置完了から、数日後
既に花が咲き始めていました
さらに数日が経つと、花数も増えてイキイキとした姿が
ガラスに反射して映る空と、ネモフィラの景色もまた美しさを際立たせていました
中からの景色も綺麗ですが、外から見た景色もまた魅力的
(店内からの様子)
(グラスハウス外観)
『グラスハウス』でのネモフィラの見頃は、5月14日(水)頃までの予定です(※5/11現在)
ぜひ、お早めにご来園ください
ネモフィラの前では、春の新商品「おはなソフト」を撮影するお客様の姿も見られました
(食事や撮影を楽しむ人の姿)
このネモフィラの景色、いかがですか
『みはらしの丘』とはまた違い、室内で軽食を楽しみながら、ガラス越しに眺めるネモフィラの景色に魅了されますね
担当者オススメの時間帯は、太陽の陽がネモフィラに届く「午前中」だそうです
(午前中に撮影したネモフィラの景色)
ぜひ、この時間帯に撮影してみてくださいね
また、素敵な写真が撮れましたら、SNSなどでシェアしていただけると嬉しいです
今年初の試みとなった、『グラスハウス』でのネモフィラ展示
この機会にぜひ足を運んで、その魅力を体感してみてください