不思議な妖精の現れる季節が到来
2012/9/20
今年の夏は暑かったですね。
森の中も蝉の声がいくらか静かだったような気がします。
しかしひたちなかの森は海からの風がとても爽やかでした。
9月に入り、残暑厳しい中にも雷雲の発生でこのところお湿りが続いています。落ち葉がしんなりとして湿り気を十分に含んできました。
おや?
森の雑木林の薄暗い中に白い頭の唐傘を被った長身の人形が沢山並んでいます。30人はいるかな。みんな真っ白なマントを付けています。
実はこれ“マントカラカサダケ”というキノコなんです。
最初は白いマッチ棒見たいですが、2日目にはマントが見えてきて、3日目には傘を被って行進です。マントカラカサタケがこんなに沢山現れるのは珍しい事です。高さ40cm、傘の直径25 cmでキノコの仲間では目立つ存在です。
これも夏が暑かったせいかも…。
ひたち海浜公園はもう秋の爽やかな季節を迎えました。これから紅葉を迎えるコキアとコスモスを見にいらして下さい。
思わぬところで、森の中で不思議な妖精たちにも会う事が出来るかも…。
(written by 管理センター長 玉木)