知れば知るほど奥深い。チューリップガイドツアー
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春のひたち海浜公園はお花がいっぱい!スイセン、チューリップ、ネモフィラ、バラなどたくさんの花が色鮮やかに咲き誇り来園者を迎えます。それぞれの花について詳しく知ることができるガイドツアーは大人にも人気のイベント。その中から今回はチューリップガイドツアーの体験をレポートします。家庭や学校の花壇、公園などの植栽にも使われ、春を代表する花としても広く認知されているチューリップ。そんな誰もが知っているチューリップの秘密や育て方を学べるガイドツアーに広報きっずたちが参加しました。
![今回の広報きっずレポーター](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2021/12/title-reporter.jpg)
![カレンちゃん](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/1a.jpg)
カレンちゃん
小学校2年生
![りょうくん](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/2a.jpg)
りょうくん
小学校4年生
![あおいちゃん](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/3a.jpg)
あおいちゃん
小学校2年生
![かいくん](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/4a.jpg)
かいくん
小学校1年生
![たっくん](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/5a.jpg)
たっくん
小学校3年生
What‘sチューリップ?
![What‘sチューリップ?](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/what.jpg)
春になると色とりどりの花を咲かせるチューリップ。世界中で広く親しまれていて日本でも子どもから大人まで人気のある花です。童謡「チューリップ」は多くの人が一度は歌ったことがあるのではないでしょうか。そんな私たちにとって馴染み深いチューリップといえば、オランダを思い浮かべる方も多いと思いますが、実はトルコが原産だと言われています。トルコ語ではチューリップを「ラーレ」と言いますが、なぜ「チューリップ」の名で世に知れ渡ったのか、そこにはおもしろい勘違いがありました。昔、オーストリア人がチューリップを見て花の名前をトルコ人に聞いたところ、花の形を聞かれたと勘違いしたトルコ人はターバンの形に似ていることから「ツルバン」と答えたそうです。チューリップが世界に広がるうちに、間違った名前も「ツルバン」から「チューリップ」へと変化し花名として伝えられたといわれています。品種は花の形や花びらの枚数、咲く時期によって大きく15通りに分類されていて、最もスタンダードで一番親しみのある一重咲きは6枚の花弁から構成されています。そして一重咲きに比べて花びらの枚数が多くボリュームがあり豪華な印象の八重咲き、花びらが外に反り返りユリのように見えるユリ咲き、花びらの先がギザギザとしていてかわいらしい咲き方が特徴的なフリンジ咲きなどなど。たまごの森フラワーガーデンでは約280品種約26万本のチューリップを植栽。朝・昼・夕、時間帯ごとの表情の変化もまた魅力的です。
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先生から出されるクイズに答えながら楽しくチューリップについて学びます。新しい発見はあるかな?
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草丈が低く花が小さいのが特徴の原種系チューリップは寄せ植えにも適しています。
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オランダを連想させる風車から跳ね橋へと川が流れる様子を花で表現。おとぎ話の世界に入り込んだかのような錯覚に。
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系統・分類、品種、特徴が書かれた名札。枠色は花びらの色を表していて開花前にも花の色合いが想像できるよう工夫されています。
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一重咲きの「紫雲」。富山県で育成された品種で、咲き進むにつれて花全体に紫色が広がっていくのが特徴です。
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ふわっとボリューム感のある八重咲き。「ホワイトバレー」はチューリップには珍しい「がく」のある品種です。
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ユリ咲きの「ホーランドチック」。日中は花びらが反り返るように開き、日が落ちると閉じるので見る時間で違った印象が楽しめます。
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花びらの先にフリルが付いたように見えるフリンジ咲き。かわいらしい見た目が人気の品種です。
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ガイドツアー参加者には、チューリップ先生見習い認定証がもらえます♪これからもチューリップの魅力を楽しく学んでね♪
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たまごの森にたくさんあるチューリップの中には珍しい品種も植えられています。育て方が難しい品種や入手困難な品種などなど。栽培している約280種の中から、チューリップ先生に聞いた注目してもらいたい品種を紹介します。
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グリーンの花びらをもつ珍しい品種の「シノペル」。つぼみに見えますがこれで咲いている状態なのだとか。
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「スプリンググリーン」は花びらにグリーンのすじが入ったビリデ咲きという珍しい品種系統です。
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花びらにフリルがついたような「ファンシーフリル」。その可愛らしい姿は多くの人に見てもらいたいおすすめの品種です。
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「アイスクリーム」は名前の通りアイスに見えるチューリップ。おもしろいネーミングで子どもたちにも人気!
![広報きっずレポート](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/report.jpg)
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小さい頃からお花が大好きで、自分でお花を植えて育てています。お花の中でも、好きな種類はナデシコです。今日は家族でひたち海浜公園に遊びに来たら、ガイドツアーをやっていたので興味を持って参加してみました。チューリップは赤いお花のイメージでしたが、たまごの森ではいろいろな色や種類のチューリップが咲いていてびっくり!チューリップ先生のクイズに答えながら楽しくお花のことを知ることができて良かったです。一番びっくりしたのは、チューリップが「ユリ科」の仲間だったこと。観賞した中でも特にピンク色のチューリップがお気に入りになりました。来年、自分でチューリップを育てる時にはたまごの森のように早咲きと遅咲きを意識して植えてみたいです。
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ひたち海浜公園には何回か遊びに来ていて、今日はネモフィラを見にきました。たまごの森でチューリップが咲くのは知らなかったんですが、誘われて初めてガイドツアーに参加してたくさんの種類があって楽しかったです。チューリップは学校や家にも咲いていて、よく見かける大きなお花っていうイメージがありました。赤に黄色に白にいろんな色があったけれど、青い色のチューリップはないっていうことを先生から教えてもらってびっくりしました。たまごの森で見たチューリップの中で一番気に入ったのは「ゴリラ」です!理由は、名前が面白かったから。チューリップの写真もとってもキレイに撮れました。お花を撮るコツは、できるだけ近づいて撮ることです♪
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今日は、お父さんとお母さんとお兄ちゃん、それからお友達と一緒に遊びに来ました。お花の中では、ヒヤシンスが好きです。チューリップはいろいろな色や、花びらのかたちがあるけれど、ガイドツアーではカラフルなお花をたくさん見ることができてとっても楽しめました。先生にガイドしてもらった中でも、200種類のチューリップが一気に咲いているコーナーがとってもキレイでした。花丸の形に植えてあるところも楽しかったです。たまごの森の中でも、咲いているのとまだ咲いていないのがあったり、基本の花びらの数は6枚だってことを知れたり、今日の体験を通してチューリップのイメージが変わりました。一番のお気に入りは、丸くて小さくて可愛い「アップスター」です!
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ひたち海浜公園にははじめて遊びに来ました。お友達と一緒に、ネモフィラの花を見に来ました。たまごの森にチューリップが咲いていることを初めて知って、ガイドツアーに誘われて参加してみました。ガイドツアーでは、チューリップがいろいろな形に植えられていました。花丸の形みたいに植えてあったところがお気に入りです。先生から毎年こだわってチューリップを植えていることを聞いて、大変そうだなって思いました。もしぼくがチューリップのお花畑をデザインするなら、恐竜の形で作ってみたいです。チューリップの種類が200以上もあるって教えてもらって、とてもびっくりしました。たまごの森はたまご型の遊具があって、それも楽しそうでした!
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家族や友達とはじめて遊びに来て、やってみない?って誘われたので参加しました。チューリップのイメージは赤い色。でも、ガイドツアーに参加してみたらおもしろい形や赤以外の色もたくさんあって、いろんなものが咲いていました。いろいろ見た中でも「スラヴァ」っていうチューリップが好きになりました!赤い色に線が入っていて、かっこいいところがお気に入り。自分でチューリップの花畑を作るなら、赤い色だけ集めたのを作ってみたいなって思いました。それから、チューリップ先生から教えてもらって面白かったのが、チューリップの花にはあまり匂いがなかったこと。チューリップを育てたことはないんですが、自分でも育ててみたいなって思いました。
![きっずReport](https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2022/06/kids5b.jpg)
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チューリップ先生からのメッセージ
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植物管理課/山下さん、鮎川さん
春の代表花チューリップ。毎年世界中でさまざまな品種が改良され、いまでは約7,000品種もあるといわれています(オランダ王立球根生産者協会登録数)。そんなチューリップの魅力は品種の多さもありますが、小さなお子さんから大人にまで愛されるその可愛らしさ。さらにガーデニング初心者でも育てやすく、身近で親しみやすいところだと思っています。
今年園内で植栽したチューリップは約280品種約26万本。エリア内に38の島を作り、品種別の島のほか、チューリップの球根出荷数日本一の富山県産チューリップだけを集めた島、写真映えする混色の島ゾーン、草丈や開花時期がそろう同系統の品種を組み合わせた島など各島ごとにテーマを決めて植えています。なお、チューリップの開花期間は1週間程度ですが、早咲きと遅咲きの品種を混植して長い期間楽しめるよう工夫してあるのもポイント。訪れる時期によって見え方が異なるので、期間中に何度も足を運んでもらい花の移り変わりゆく姿を見てもらえたら嬉しいです。そしてチューリップは見る時間帯によっても違った表情を見せてくれます。花びらが透けて見える朝、花びらが開く日中、そして夕陽に照らされてノスタルジックな印象の夕方。花だけでなく葉の形や模様、香りにも注目して観賞してもらいたいです。ひたち海浜公園ではチューリップのほかにも季節により花や自然をテーマにしたガイドツアーを開催しているので、ぜひご参加くださいね。