見上げた先にあるスペシャルな体験 誰でも楽しめるワクワク木登り ツリークライミング体験
松林の中に9つのカラフルなたまご型の遊具が置かれ、春は色とりどりのチューリップが咲くたまごの森。
森を巣に、そこで遊ぶ子ども達を卵に見立てて、「巣の中で生まれ育つたまごが健やかに成長して巣だっていく森」をテーマにした人気エリアです。
そんなたまごの森の一角にある大きなクヌギの木。この木を舞台に行われるアクティブ体験がツリークライミングです。
しっかり根を張った立派なクヌギから、色とりどりのロープが吊るされ準備完了!
普段味わえない特別な木登り体験を国営ひたち海浜公園で体験してきました。
りっくん
小学4年生/日立市
たくくん
小学3年生/常陸大宮市
ひかちゃん
小学5年生/土浦市
けいちゃん
小学2年生/土浦市
みどりちゃん
小学5年生/土浦市
What’s TREE CLIMBING
国営ひたち海浜公園のツリークライミング体験は、木登り先生がセットしてくれた登山などでも使われる頑丈な専用のロープと、そのロープと体をがっちり固定してくれるサドル(安全帯)を使って行います。木登り先生があらかじめセットしてくれたロープは大きな枝に固定。誰でも安全に楽しく登れるように2本のロープを使って登ります。1本は大きな枝につながっていて、特別な結び方(ブレイクス)をすることで、横から力を加えない限り下に落ちないロープ。そしてもう1本は足をひっかけ、脚力を使って登るためにサポートしてくれるフットループです。腕の力だけでなく、足の力を使って登るため、はしごを登るようにどんどん木のてっぺんに向けて登って行くことが可能。途中、枝の上に座ったり、下から飲み物を届けてもらって木の上で水分補給したり…。木の上には冒険がいっぱい♪
体験は1回90分。最初の10分間は、安全にツリークライミングを楽しむための講習や準備運動。そしてすぐに体験へと移ります。自分のペースでゆっくり登って楽しむのがポイントです。ロープのてっぺんまで登って木の上を満喫したら木登り先生にお願いして下ろしてもらいます。先生の言う通りにすると…。あら不思議!エレベーターで下に降りるときのようにスーっと地上へ到着!時間があればロープを変えてもう1度チャレンジ!!
樹上で感じるそよ風や音、普段の生活では絶対に見ることのできない風景に、鳥のさえずりや木の香り…。木の上でスペシャルな時間をぜひ体感してください。
最初にヘルメットと専用安全帯(サドル)を装着!木登り先生がひとりずつ装着してくれます!!
大きな木に変身したつもりで準備運動。地面に根をはって上半身をグルグル回して柔軟をしっかり♪
まずはロープの名称をきっちり覚える!後ろから嘘つき先生が邪魔するぞ♪ブレイクスとフットループ、セーフティーを覚えます。
ツリークライミングを実際にはじめる前に、今回登らせてもらう大きなクヌギの木に挨拶「よろしくお願いします!」
落下防止のセーフティーの結び方を覚えたらレッツクライムオン!フットロープに足をかけて登り始めます。
時間内なら、自分のペースで、自分の好きなロープを何回でも登れるので焦らずゆっくり登ります!!
大きな枝に到着したら下にいる木登り先生にお願いして飲み物を木の上まで届けてもらってひと休み♪
ツリークライミングが終わったら、登らせてもらったクヌギに感謝!「ありがとうございました!!」
最後に木登り先生の「ジマさん」から木登り証明書と缶バッチをもらってこの体験は終了です。
ツリークライミングは4つの動作を繰り返すことで、着実に木の頂上に近づいて行きます。その登り方を簡単に説明します♪
ブレイクス(目の前の結び目)を思いっきりあげます!!
フットループを目の前まであげます。
体をサドルに傾けて、フットループに足をかけます!
フットループにかけた足をグッと蹴り込み体を上に持ち上げます。
「ツリークライミングの魅力はなんといっても非日常体験を安全に気軽に楽しめることです。最初は運動が苦手で気乗りしていない子でも、登っていると段々楽しくなって笑顔になっていくのは、ツリークライミングが本質的に楽しい証拠。「うちの子はできない…」と思っていても、木に登っていると活き活きした顔になる子がほとんどです。大切なのは、上手に登ることでも、速く登ることでもありません。ツリークライミングで1番大切なのは『楽しむ』こと!高さが怖くなったら、途中でもそこでリラックスして楽しんだり、疲れたらその場で休んでくつろいでください。
また、国営ひたち海浜公園たまごの森は茨城県内のツリークライミングスポットでも1番人気のある場所です。枝ぶりのしっかりしているクヌギに加えて、下地もきちんと管理されているので砂埃も立たず快適にツリークライミングを楽しめます。」
TREE FLOG ジマさん
「ツリークライミングに参加するのは今回で2回目です。1年くらい前に参加したときにとても楽しかったのでまた参加しました。ツリークライミングはちょっと難しいこともあるけれど、とにかく登っている最中が楽しいです。1回ロープの頂上まで登って降ろしてもらったんですが、2本目は疲れちゃったので木登り先生とブランコ遊びをしてもらってとても楽しめました。今回のツリークライミングも最初に体験したときと同じくらい楽しめました。また、チャンスがあれば体験したいと思います。学校に行ったら、ともだちに『とにかく楽しかったんだ!ちょっと難しいところも含めてとっても楽しかった!』って教えてあげたいですね。次はスカイツリーくらい高い木に挑戦したいです!」
「なんだか楽しそうだったので、はじめてツリークライミング体験に申し込みました。最初は頂上まで登りたいって思っていたんですが、実際は2/3くらいまで登ったところで、他のロープにも登りたくなって木登り先生に下ろしてもらいました。ちょっと難しくて、ちょっと怖かったけど、大きな枝の上に立ったり、木にぶら下がりながら飲み物を飲んだりとっても楽しかったです。特に木に登って枝の上から周りを見ると、いっぱいの景色がきれいで、自分が木になったみたいで嬉しかった!次はもうちょっと高い木に挑戦したいと思っています。もしこれからツリークライミングにチャレンジする人は、定期的にセーフティーを作るのを忘れないように注意してください。上まで登れるのはとってもかっこいい!いっぱい登れて楽しかったです。」
「学校でもらった『そよかぜ通信』に載っていて思わず小学校低学年の妹と申し込みました。ツリークライミングはとっても楽しくて3本のロープを制覇しました!ちゃんと全部頂上まで登りましたよ♪1番高いところまでいけるロープを登っていったら頂上の近くに鳥の巣があってびっくり!!小さい茶色っぽい鳥がいてとってもかわいかったです。とにかく、ロープをひっぱって、押して、足でグイッとふんばって…。とっても忙しくて、ちょっと難しかったけど、上で大きな枝に座ったり、そこで飲み物を飲んだり、とっても楽しかったです。ツリークライミングのコツは、手元のロープをできるだけ上にあげて、足をかけるロープをできるだけ手元のロープに近いところまで上げるとサクサク登れますよ♪」
「小学校でも登り棒を登れるようになったからきっとツリークライミングもてっぺんまで行けると思って挑戦しました。お姉ちゃんはスルスルと速く登ってたけど、わたしは自分のペースで楽しく登ってちゃんと頂上まで行けました!大きな枝の上で飲んだジュースはいつも飲んでいるジュースより美味しく感じました。木の上からはお父さんもお母さんも小さくなって、クヌギの脇を走るシーサイドトレインも小さく見えました。みんなで登ってもちゃんと支えてくれるクヌギはとっても強くて、自然って大切だと思いました。木の先生が最後に教えてくれたように、自然を大切にしなきゃいけないって感じることができました。次はこのクヌギの30倍くらい高い木に登って、頂上まで行きたいです!!」
「学校で配られた『そよかぜ通信』を読んでいて、このツリークライミング体験を見つけました。そして、自分から『そよかぜ通信』のこの体験に丸を付けてお父さんとお母さんに『参加したい!』とお願いして連れてきてもらいました。いつも公園の木に登るときは枝につかまりながら上に登って行くのに、このツリークライミングは足も使ってロープで登る木登り。慣れるまでは難しかったですが、慣れればとっても簡単。ロープにぶら下がりながら登れるので、途中疲れたら休めるので楽々でした。木登り先生もとっても楽しくて、ロープの名前を覚えるときも楽しく覚えることができました。今回、お父さんと一緒に参加できたのも嬉しかったです。これからも木登りを極めたいと思います!!」
次回、広報きっずレポートは2018年9月30日開催の「稲刈りとおだ掛け体験」です。
詳しくは広報きっずレポートトップページでご確認ください。