バラを満喫「常陸ローズガーデン」に行ってみよう
「常陸ローズガーデン」は『ローズレリーフガーデン』『リラクゼーションガーデン』『ハマナスの思い出ガーデン』からなり、”お子様からご年配の方まで、年代を問わず皆様にバラを楽しんで頂きたい”、そんな思いから生まれました。
このガーデンで、ぜひあなただけのバラの楽しみ方を見つけてみてください。
約120品種 3,400株(うち ハマナス1,600株)
茨城県の「茨」には、バラという意味があり、常陸国風土記にも記述が残っています。つまり、茨城県は〈バラの聖地〉とも言えるのです。「潮風と茨の響宴」というコンセプトのもと、3つのテーマで「常陸ローズガーデン」のバラの魅力をお伝えします。


科学万博つくば’85から継承した赤いラバグルート、白いアイスバーグを植栽。芝生の上でゆっくりくつろぎながら、バラをお楽しみください。


大観覧車から見ると、一輪の大きなバラが浮かび上がって見えるデザインとなっています。色・形・香りのバラエティー豊かな品種をお楽しみいただけます。


ハマナスが自生する太平洋側の南限に位置する茨城県。初夏には芳香のある紅紫色の花を咲かせ、秋には赤く熟した実をつけます。
ハマナスの秘話

現在、全世界で3万種を超えるバラの基をたどると、概ね8種の原種バラにたどり着きます。そのうち3種のノイバラ、テリハノイバラ、そしてハマナスが日本からヨーロッパに渡り、多くのバラの祖となりました。そのため、ハマナス(浜茄子)は日本を代表する原種バラのひとつとされています。本公園の海浜部にもハマナスが自生しております。
つくば万博から来たバラ…!?

広い空の下、バラのすぐ隣で読書や食事・昼寝など、くつろいだ時間を過ごしていただけるよう、芝生のスペースを広く設けたこちらのゾーン。
1985年に開幕した、『科学万博-つくば’85』から継承した、赤い”ラバグルート”、白い“アイスバーグ”を植栽。中でも、万博のシンボルマークをモチーフにしたループ状のデザインが特徴的な赤いバラ「ラバグルート」は、当公園に引き継がれ、多くの来場者から親しまれています。また、本エリアは円を描くようなデザインで構成され、同万博のイメージを取り入れています。
大観覧車から見てみよう

バラの花形をモチーフにした「ローズレリーフガーデン」。隣接する大観覧車に乗って、大きく花開いた「一輪のバラ」が浮かび上がってくる景色をお楽しみください。

希望
赤と黄色のバランスが抜群によく、希望という名にふさわしい明るい花を咲かせます。「次世代へと繋ぐ希望の花を咲かせたい」という想いが込められた花です。

ゴールドバニー
鮮やかな濃い黄色の花を次々と咲かせ、ガーデンを明るく彩ります。花色は退色しにくいため、長い期間、花を楽しむことができるのが特徴です。

シェエラザード
特に香りが魅力的なこの花。ダマスクをベースにしたエキゾチックな香りがします。ややグラデーションのかかった、濃いピンク色の花弁の先がツンととがっているのが特徴です。

常陸ローズガーデンガイドツアー
バラキッズ「香り」あるある体験隊
5月18日(日)
13:30~14:00
5つのバラの香りを体験しながら、オリジナルのバラ図鑑をつくるガイドツアーを実施します。

ローズパートナーのご紹介
茨城県におけるバラの栽培方法を活動を通じて学び、バラ好きのお客様へ育て方などもレクチャーしています。主に、秋・冬の剪定、花がら摘み剪定、シュート処理、除草、摘蕾、芽かきなど季節に応じた活動を行っています。
- 活動日: 毎月4〜12回程度(主に金曜日)
- 活動場所: 常陸ローズガーデン他