オオウメガサソウガイドツアー開催します(6/8〜6/16)
お知らせ 2019/6/5
「オオウメガサソウ」ガイドツアー
6月8日(土)〜6月16日(日)
10:00~14:50 (人数が集まり次第、随時出発)
森の妖精「オオウメガサソウ」は、レッドデータブックにも記載される希少な植物で、ひたち海浜公園が日本での南限地に当たります。開花に合わせて、普段は入れない特別保護区の限定公開ツアーを開催します。
ツツジ科(旧イチヤクソウ科)ウメガサソウ属/草状小低木(常緑)
オオウメガサソウは、ツツジ科の常緑低木で、アカマツの林床で砂質土壌に生育しています。地上では数株のまとまった群落のように見えますが、松の根共生菌と共生しており、地下茎(根)でつながっているひと株です。
北半球の冷温帯から亜寒帯を中心に分布し、日本では、北海道、青森県、岩手県および本公園など、ごく限られた場所に自生しています。茨城県レッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類、環境省レッドデータブックでは準絶滅危惧に指定されており、本公園が日本の南限地とされています。
梅の花に似た直径1cmの淡いピンク色の花を咲かせるため「ウメガサ」の名が付き、よく似た「ウメガサソウ」より大きいことから「オオウメガサソウ」と名付けられました。例年6月中下旬に花が咲きますが、ひとつの個体が花を付けるようになるまでには5~7年かかると言われています。小さな姿ですが樹木の仲間(常緑・低木)です。
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