最新の開花情報をお知らせします。
常陸ローズガーデンではバラが「見頃(後半)」となっております。
【ローズレリーフガーデン・彩りのプロムナード】
▲『ピンクパンサー』
▲『ナエマ』
【リラクゼーションガーデン】
▲『アイスバーグ』
▲『ラバグルート』
(6月6日撮影)
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バラとは、バラ科バラ属の総称です。
茨城県の「茨」にはバラという意味があり、約1,300年前(奈良時代 713年)に書かれた「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」に記述が残っています。
常陸国(ひたちのくに)は現在のここ茨城県に位置し「茨城郡」のくだりにある「茨(うばら)」の記述は茨城県の県名や県章の由来となっています。
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◆バラを見学のお客様は『中央ゲート』が便利です。◆
大草原フラワーガーデンでシャーレーポピーが「咲いています」。
(5月28日撮影)
風になびく和紙のような薄い花びらが特徴のお花です。
サイクリングコース沿いに植栽されていますのでサイクリングをしながらお楽しみいただけます。
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シャーレーポピーとはケシ科ケシ属の耐寒性一年草です。
ヨーロッパ中部原産で寒さには強いですが、真夏の暑さは苦手な植物です。
和名として「雛罌粟(ひなげし)」あるいは「虞美人草(ぐびじんそう)」と呼ばれており、後者は中国に伝わる以下の伝説に由来しています。
秦滅亡後に楚の項羽と漢の劉邦が覇権を争い戦ったが、楚軍は垓下の戦いで大敗し漢軍に包囲されてしまう。
敗北を悟った項羽は宴を開き、そこで愛していた虞姫との別れを惜しむ歌を詠んだ。
死を目前にした項羽を想い、歌の終わりと共に自ら死を選んだ虞姫を葬った墓には、赤く美しい花が咲いたといわれている。
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◆シャーレーポピーを見学のお客様は『中央ゲート』が便利です。◆
泉の広場フラワーガーデンでリナリアとカルフォルニアポピーが「見頃(後半)」となっています。
(5月28日撮影)
リナリアとカルフォルニアポピーの共演によるのどかな初夏の景色をご覧いただけます。
プレジャーガーデンから少し離れた静かな場所でお楽しみいただけます。
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リナリアとはオオバコ科(旧ゴマノハグサ科)ウンラン属の一年草で原産地は北半球の温帯地域です。
日本へは明治時代の末期に渡来しました。
和名を「姫金魚草(ひめきんぎょそう)」といい、その名の通り金魚の尾びれに似た形の小さな花が、長く伸びた花茎にたくさんつきます。
やや寒さに弱いのですが、繊細な見た目より丈夫な植物です。
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◆リナリアを見学のお客様は『南口ゲート』が便利です。◆
大草原西花畑でカリフォルニアポピー(バレリーナ)が『見頃』となっております。
(5月28日撮影)
大草原エリアでカラフルで愛らしいお花が咲いています。
今年はオレンジ、ピンク、黄、白などカラフルな色に加え、一重、半八重、八重など様々な咲き方をお楽しみいただけます。
お天気の良い日にはお花が開いて美しい花畑をご覧いただけます。
サイクリングコース沿いに植栽されていますのでサイクリングをしながらお楽しみいただけます。
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カリフォルニアポピーとはケシ科ハナビシソウ属の一年草で原産地は北アメリカです。
花の形が「紋所(もんどころ)」の「花菱紋(はなびしもん)」に似ていることから、和名を「花菱草(はなびしそう)」といいます。
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◆カリフォルニアポピーを見学のお客様は『中央ゲート』が便利です。◆
オオウメガサソウが咲いています。
(6月6日撮影)
ひたちなか自然の森でオオウメガサソウがお楽しみいただけます。
うつむくように可憐に咲くその姿から「森の妖精」とも呼ばれています。
花が開いた姿は「梅花の笠」にも見えます。
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オオウメガサソウとは、ツツジ科(旧イチヤクソウ科)の草状小低木(常緑)で、北半球の温帯から亜寒帯を中心に分布し、
日本では北海道・青森県・岩手県と国営ひたち海浜公園などごく限られた場所に自生しています。
茨城県レッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類に、環境省レッドデータブックでも準絶滅危惧に指定されており、本公園は日本の自生南限地とされています。
主に日当たりのよいアカマツ林の林床で生育し、貧栄養な砂質壌土に地下茎を伸ばして、高さ10㎝程の茎の先に淡いピンク色をした直径1㎝程の花を咲かせます。
梅の花によく似た花を咲かせるため「ウメガサ」の名がつき、よく似たウメガサソウより大きいことからオオウメガサソウと名付けられました。
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◆オオウメガサソウを見学のお客様は『西口・翼のゲート』が便利です◆
ひなの林でユリ(オリエンタル)・スカシユリ(園芸品種)が咲き始めました。
↑スカシユリ「エスプリ」
↑ユリ(オリエンタル)「ザンベジ」
(5月30日撮影)
ひなの林でユリガーデンをお楽しみいただけます。
大きなラッパ状の花を咲かせ、優雅な初夏の風物詩としておなじみの花です。
10品種植栽されており、白・ピンク・黄・オレンジのカラフルな色合いをお楽しみいただけます。
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ユリとは、ユリ科ユリ属の球根植物です。
花の色や咲き方、開花期が品種ごとに様々あり、多くの園芸品種があります。
また、本公園の記念の森散策路では、日本に自生する原種のユリであるヤマユリが
7月中旬ごろからご鑑賞いただけます。
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◆ユリ(オリエンタル)・スカシユリ(園芸品種)を見学のお客様は『西口・翼のゲート』が便利です。◆