常陸ローズガーデン全体で見頃は過ぎましたが遅咲きのバラが、

ご覧いただけます

~ローズレリーフガーデン~

↑‘アライブ’

↑‘フラゴナール’

(6月4日撮影)

「ローズレリーフガーデン」は、観覧車に乗って見下ろすと大きな一輪のバラの花模様が浮かび上がって見えるデザインとなっています。

レリーフとは美術の技法で「浮彫り」を意味しています。

バラの花模様の中心には「希望」という品種が植栽されており次世代へつなぐ希望の花を咲かせます。

~リラクゼーションガーデン~

↑‘ラバグルート’

↑‘アイスバーグ’

(6月4日撮影)

「リラクゼーションガーデン」では広い空の下、バラのすぐ隣で読書や食事、お昼寝などくつろいだ時間を過ごしていただけるよう芝生のスペースを広く設けてあります。

バラは、科学博つくば’85(1985年開催)から譲り受けた2品種(アイスバーグ、ラバグルート)を植栽し同博覧会のシンボルマークをモチーフとしたループ状のデザインを取り入れています。

常陸ローズガーデンでは約120品種約3,400株(うちハマナス約1,600株)をお楽しみいただけます。

バラとは、バラ科バラ属の総称です。

茨城県の「茨」にはバラという意味があり、約1,300年前(奈良時代 713年)に書かれた「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」に記述が残っています。

常陸国(ひたちのくに)は現在のここ茨城県に位置し「茨城郡」のくだりにある「茨(うばら)」の記述は茨城県の県名や県章の由来となっています。

バラを見学のお客様は『中央ゲート』が便利です。◆

常陸ローズガーデン内「ハマナスの思い出ガーデン」でハマナスが咲いています

(6月4日撮影)

ハマナスが自生する太平洋の南限に位置する茨城県。

本公園の海浜部にもハマナスが自生しています。

「ハマナスの思い出ガーデン」では約1,600株のハマナスのお花と心地よい香りをお楽しみいただけます。

ハマナス(浜茄子)とは、バラ科バラ属の落葉低木です。

日本を代表する原種バラの一つで、花はお茶などに果実はローズヒップとして食用になります。

「世界のバラ辞典(MODERN ROSES XI:2000年アメリカ」では、別名「Japanese Rose」と紹介されています。

茨城県はハマナスの太平洋側自生地の南限で、鹿嶋市には国の天然記念物に指定されている「ハマナス自生南限地」があります。

ハマナスを見学のお客様は『中央ゲート』が便利です。◆