初夏のおすすめ お散歩コース
空も海も太陽も日ごとに輝きを増し、新緑が鮮やかな季節になりました。
植物やいきものの生命力を感じる初夏は、大自然の中をお散歩するのにぴったり。
花と緑、爽やかな潮風に包まれた国営ひたち海浜公園で、初夏のお散歩はいかがですか?
雨の多い梅雨時期は、お出かけの足も鈍りがち。雨の日こそ、傘をさしてアジサイ観賞はいかがでしょう。「ひなの林」では、真っ白いアジサイ「アナベル」が小道の両脇に広がります。蕾の淡い緑から純白へ、そして咲き進んで再び緑へと、色の変化もお楽しみいただけます。
少し移動して、「記念の森散策路」へ。木々の葉が雨にぬれ、緑に深みが増しみずみずしく輝く森の中で、紫色のアジサイを楽しんだら、「記念の森レストハウス」で一休み。丁寧にハンドドリップでお淹れするフルーティーな香りと甘さのオリジナルコーヒー「海浜公園ブレンド(450円)」や、バリスタが抽出したエスプレッソを加えたこだわりの「スペシャルティコーヒーソフトクリーム(450円)」がおすすめです。
ひたちなか市から東海村にかけての「東海・阿字ヶ浦砂丘」は、全長およそ10キロ、幅3キロにもなる東日本最大級の砂丘と言われていました。ひたち海浜公園の砂丘エリアは、砂丘の地形や植生をそのまま残しており、公園で活動するボランティアを中心に、海浜部の景観や希少な植物を残すための活動も行っています。 初夏の公園にいらしたら、ぜひ、砂丘観察園路に足をのばしてみてください。“砂丘の女王”「スカシユリ」が、オレンジ色の鮮やかな花を咲かせているほか、環境省レッドリスト(2012年)で絶滅危惧種IA類に指定されている「ハナハタザオ」や、準絶滅危惧の「カワラサイコ」も観察することができます。