スタッフブログ
月: 2021年1月
シートを外して、ネモフィラお目覚め
2021/1/30
今日は、上空の雲が強い風にどんどん押し流され、澄んだ青空が見られる一日となりました
冬の寒さはもう少し続きそうですが、園内の「みはらしの丘」では、春に向けてネモフィラの「霜除けシート」の撤去が始まっています。
2月のみはらしの丘ではおなじみの光景ですが、今年度はネモフィラの植栽面積拡大に伴い、種まきを1週間ほど早めたことで生育が早く進み、いつもよりも早い1月末から撤去作業がスタートしています。
シートの取り外しは、みはらしの丘の約4.2haを、延べ70人ほどの手で実働10日間ほどかけて行います。
注目すべきは、その連携プレー
主に2人1組になって、息を合せながら、丘の斜面のシートを巻き取っていきます。
保温性が高い霜除けシートはネモフィラの成長を促進させるため、春に丘全体がきれいに咲きそろうように、斜面ごとの生育状況を考慮しながら計画的に外していきます。
風の強い今日は、撤去作業中の白いシートが風を受けてふんわりと膨らんでいました。
まるで白い掛け布団を、優しくはがしていくようにも見えますね
ネモフィラ、お目覚めです
シートが外れた斜面では、葉を伸ばすネモフィラたちの様子をご覧いただけます
寒さの厳しい時期も、シートの下でしっかりと成長してくれていました
ネモフィラの周りでは雑草たちもどんどん伸びていくので、平行して除草作業を行ながら、春の準備を本格的に進めていきます。
ひたち海浜公園は、来週2月1日から5日まで5日間、公園内施設点検等のため休園とさせていただきます。
期間中はご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
冬におすすめ「展望スポット」ベスト5
2021/1/22
空気が澄んだ冬は、いつもより遠くまで見渡せる季節。
冬のお散歩にぜひ、立ち寄ってもらいたいおすすめの展望スポットをご紹介します。
今回は、趣向を変えてランキング形式にしてみました。
第5位は、ハーブガーデン「香りの谷」を一望できる「香りの展望台」です。
高台の上に立つ展望台からは、木々の上に頭を出した観覧車や、林間ジェットコースターも見ることができます。
展望台の屋根の上にある船の形の風見鶏も印象的。
すてきな場所なのですが、ラベンダーなどが咲き、ハーブガーデンが賑やかになる6月下旬~7月上旬がベストシーズンということもあり、今回は5位としました。
第4位は、南口・赤のゲートから入ってすぐの「エノキの丘」です。
階段とは別に、スロープの上り口もあるので、ベビーカーなどでも安心です。
上に登ると円形の広場が。
この時期は落葉していますが、エノキの木陰になって過ごしやすい穴場の休憩スポットです。
第3位は、「海の見える丘」です。
砂と海の広場から、天に続くような砂の道を登っていくと、小高い丘の頂上へ。
ちなみに、反対側のシーサイドトレイン3番停留所からの登りは、階段になっています。
木々が落葉するこの季節は、見通し良好。
太平洋の大海原と、阿字ヶ浦の砂浜を眺めることができます。
ここで、番外編の発表です。
「記念の森散策路内」にある展望台は、森の中のため遠くを見渡すことができない、変り種の展望台です。
鳥の目線で森を観察でき、デッキの園路を歩いていた時には気づかなかった発見が。
運がよければ、目線の高さで野鳥の姿を見ることができるかも??
それでは、いよいよトップ2の発表です。
第2位は、プレジャーガーデンの「大観覧車」です。
ゴンドラが徐々に上がっていって、水平線が見えてくるとワクワク。
最高点の海抜100mからの眺めは圧巻。広い園内を一望することができます。
1周約15分の空の旅をお楽しみください。
そして、第1位は。
「みはらしの丘」です。
ネモフィラの株を寒さから守るための霜除けシートに覆われて、一面真っ白。
「みはらしの丘」の頂上は標高58mで、ひたちなか市の最高点。
太平洋の大海原と、関東平野の広がりを感じることができるベストスポットです。
コンディションが整えば、遠くに富士山が見えることも。
高さでは、大観覧車に負けますが、歩いて登れて、ベンチでのんびりできるので、こちらが1位となりました。
冬におすすめの展望スポットをお届けいたしました。
皆さんの、お気に入りの場所はありましたでしょうか?
お散歩の際には、ぜひ、お立ち寄りください。
植物たちの春支度が始まっています
2021/1/16
今日は久しぶりに暖かな一日となりました。
園内では、少しずつではありますが、春の気配が漂い始めています
今日は、冬を彩る植物たちと共に、ほのかな春の兆しを写真でご紹介します
「スイセンガーデン」周辺では、早咲き品種のウメ“八重寒紅”が、ぽつぽつと咲き始めました。
冬空に映える紅色のお花を見ていると、ほっこりと温かな気持ちになりますね
お花のそばまで近づくと、なんとも良い香りを感じられます。
「西池」周辺のコブシの枝先には、春を待つ、ふっくらとした冬芽が。
やわらかなふさふさとした毛並みが、冬の日差しに輝いています。
「スイセンの丘」裏側では、寒咲きナノハナが順調に生育中。
お花が咲くのが楽しみですね
「記念の森散策路」では、赤い実をたわわにつけたマンリョウがお出迎え。
すぐ近くでは、白くてふわふわな、ツワブキの綿毛もご覧いただけます。
「みはらしの里」入口では、真っ白なみはらしの丘を背景に、ロウバイの花が咲いています。
周囲には甘く良い香りが漂っています。
ロウ細工のような黄色いお花をつけることが「ロウバイ(蝋梅)」の名前の由来と言われていますが、実はバラ科のウメとは別の種類で、ロウバイ科ロウバイ属の植物なんです。
「みはらしの丘」では、冬の寒さにも負けず、ネモフィラたちがすくすくと成長しています。
霜除けシート越しに見ても分かるくらいに、たくさんの葉を伸ばすネモフィラたち。
春が待ち遠しくなりますね
スタッフブログでは、引き続き園内の模様をお届けしていきます。
写真を通して、季節の移ろいをお楽しみいただけましたら幸いです。
冬の園内で野鳥をさがして
2021/1/10
寒波の影響を受け、寒さの厳しい日が続いています。
西口・翼のゲートからすぐの「西池」にも氷が張り、太陽の光を受けてキラキラと輝いていました。
外出を自粛されている方も多いと思いますが、少しでも公園の風景をお楽しみいただけるよう、今日は冬に出会える野鳥たちの姿と共に、園内の様子を写真でお届けします。
木々の多くが葉を落とす冬は、園内も一段と見通しが良くなり、あちらこちらで野鳥を見かけます
「記念の森レストハウス」からすぐそばの「記念の森」には、野鳥が水を飲んだり水浴びをするための“バードバス”を設置しています。
氷が張る冬の時期は、毎朝スタッフがお湯をかけてバードバスの氷を溶かしていますが、寒さの厳しい今日は、すぐにまた凍りついてしまいました
再びお湯をかけて氷を溶かすと…
木々の中からこちらの様子を見ていたのでしょうか?
さっそく、冬鳥のシロハラが遊びにやってきました。
数分後にはすっかり、小鳥たちの楽園に
次は「みはらしの丘」方面に向かってみましょう!
道中も、様々な野鳥の姿をキャッチ
落ち葉の中に上手に隠れんぼ
舞うように羽ばたいています
花壇の花の中でおすまし
赤い木の実を食べに来たのでしょうか
いよいよ「みはらしの丘」に到着!
ネモフィラの株を冬の寒さから守るために、丘一面に掛けている「霜除けシート」の上を、ハクセキレイがテクテクと歩いています
隣の「みはらしの里」でも、ナノハナの株を守るために霜除けシートを設置しています。
こちらではビンズイがお散歩中
野鳥たちは公園以外にも、庭先や街路樹など、お家のすぐそばでまで遊びにやってきます。
鳴き声が聞こえてきたら、そっと耳を澄まし、ぜひその姿を探してみてくださいね
書初め、凧揚げ、お正月
2021/1/2
あけましておめでとうございます
2021年は、本日(1月2日)より開園しました。
好天にも恵まれ、園内にはお正月を楽しむ笑顔があふれていました。
プレジャーガーデンの大観覧車前では、「干支の巨大地上絵」を引き続き展示中です。
展示は、1月11日(月・祝)までです。
「疫病退散」の願いを込めた勇ましい丑の姿を、観覧車からぜひ、ご覧ください。
「みはらしの里」の古民家では、「書初めをしよう」を開催しました。
会場は、ひたちなか市指定有形文化財に指定されている「旧會澤家住宅(奥の屋)」です。
普段は、あがることはできない部屋の中での書き初め体験にドキドキ。
雰囲気たっぷりな古民家
毎年、1月2日に開催しています
お父さんと一緒に
お正月の遊びといえば、凧揚げ!
広さ8haの芝生広場「大草原」では、隣の方と距離を十分にとって凧揚げをたのしむことができます。
電線のない広い空は、とっても気持ちいい!
いい風、吹いてます
こんなに高く揚がったよ
公園は、1月11日(月・祝)まで、休まず開園しています。
しばらくは天気もよさそう。
広い公園で、のびのびとお正月を楽しんではいかがでしょうか。
新しい年が皆様にとって幸多き年となりますようスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。