スタッフブログ
月: 2019年6月
「ハーブフェスティバル」を開催しました
2019/6/30
本日は「ハーブフェスティバル」を開催しました!
本公園のハーブガーデン「香りの谷」にて開催予定のところ、雨天のため、場所を「グリーン工房」に変更して行いました。
足元の悪い中でしたが、多くのお客様にお集まりいただきました。
クラフト体験のほか、ハーブティーの飲み比べ、クイズラリーなど、イベントが盛りだくさん
ハーブを日常に取り入れて楽しむヒントをご案内するのは、公園のボランティア「ハーブパートナー」のみなさんです
さわやかな香りのハーブで香り袋をつくる「サシェづくり」や、香りの谷のラベンダーを使った「ラベンダースティックづくり」などのクラフト体験のブースも大賑わい
サシェづくり
ラベンダースティックづくり
入り口付近には、乾燥させたハーブ“ドライハーブ”と、香りの谷で今朝摘んだばかりの“フレッシュハーブ”、それぞれを使って淹れたハーブティーを飲み比べる「ハーブティークイズ」のコーナーが
じっくり飲み比べながら、それぞれのハーブティーを堪能します
すっきりとした後味のドライハーブティーに対して、フレッシュハーブティーはレモンに似た鮮烈な香りが、飲んだ後まで続く印象。
こちらがフレッシュハーブティーに使っているハーブ
香りの谷の「レモンバーベナ」「レモングラス」「レモンバーム」
口当たりはまるで違うのに、実はドライもフレッシュも、同じハーブを使っているというから驚きです
さらにドライハーブティーには、万能ハーブとも呼ばれる「エキナセア」もブレンドしているんだとか
香りの谷に咲く「エキナセア」
乾燥させた「エキナセア」の茎を使います
様々な効能を持つハーブ。
暮らしの中に、上手に取り入れることができたなら、毎日がもっとハッピーになりそうですね
香りの谷では、約120種類のハーブをお楽しみいただけます。
ご来園の際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね
アジサイ咲き始めました♪
2019/6/23
6月に入り雨が降ったりやんだりと梅雨空が続いておりますね。
太陽が恋しくなりますが、園内では素敵なお花が咲き始めました
この時期に咲くお花というと、皆さんきっとおわかりですよね。
現在、園内の「ひなの林」でアジサイ“アナベル”がご覧いただけます
北米原産のアメリカノリノキを改良して作出された品種で、純白の小さな装飾花が密に集まっており、見ごたえのあるお花です。
強健で育てやすい性質を備えており、日本でも人気だそうです。
ふわふわとまとまって咲く姿がわたあめみたいですね
中にはこんな色のアジサイも!
白いお花が咲く中に、ピンクがあるとまた華やかですね♪
皆さんキレイ~とおしゃっており、どの場所で写真を撮ろうか?と悩まれておりました。
なんとなくたんぽぽの綿毛に似ていると思いましたが、やっぱりちょっと違いますね
すっきりしない天気が続きますが、園内をゆっくりのんびりお散歩するのも気持ちがすっきりしてリフレッシュできますね
この時期しか見られない公園の景色をぜひお楽しみ下さい
初開催!「ハナハタザオ」ガイドツアー
2019/6/16
昨日の雨で洗われたような、きれいな青空。
好天にも恵まれ、今回が初開催となるイベント「ハナハタザオ」ガイドツアーを開催しましました。
ハナハタザオは、環境省と茨城県のレッドデータブックの両方で絶滅危惧IA類に指定されている希少な植物。
いったい、どんなお花が見られるのでしょうか??
集合は、海浜口・風のゲート。
ガイドを務めるのは、ハナハタザオの保護・増殖に取り組んでいる公園のボランティア「野生植物パートナー」の皆さんです。
せっかくなので、同時開催の「砂丘の生き物さがし」に参加の皆さんと一緒に、ハナハタザオの保護・増殖を行っている「海浜植物圃場」に出発!
ひたち海浜公園の砂丘には、かつて、多様な海浜植物が豊富に生育していましたが、現在は大幅に減少し、絶滅してしまったものもあります。
「海浜植物圃場」は、絶滅の危機にある植物や、激減してしまった植物を保存することを目的に設置され、「野生植物パートナー」との協働で管理を行っています。
この圃場に、ハナハタザオが咲いています!
え?どこにあるかわからないって??
普段は立ち入れない圃場の中ですが、ガイドツアーは特別。
ぐっと、近くによって見ましょう!
ありました!小さな薄紫の清楚なお花です。
ハナハタザオ(アブラナ科ハナハタザオ属)は、主に山地や海浜の明るい砂地に生える越年草。
茎は直立して15~50cmになり、6月上旬~7月中旬頃、薄紫色の花を咲かせます。
名前の由来は、旗竿のように1本茎で立ち、きれいな花を咲かせることからきているそうです。
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いとされる希少な植物。
これからも大切にしていきたいですね。
海浜植物圃場には、他にも希少な植物が。
ハマボウフウ(茨城県:準絶滅危惧)
お花の咲いていないものはフリップでご紹介。
カワラサイコ(茨城県:準絶滅危惧)
圃場の後は、砂丘観察園路で海浜植物を観察しました。
青い空、青い海と景色は最高!
カワラナデシコ(茨城県:準絶滅危惧)
テリハノイバラ
砂丘エリアを良く知る野生植物パートナーの皆さんの楽しいお話で、ハナハタザオだけでなく、多様な海浜植物を楽しめる大満足の観察会でした。
「ハナハタザオ」ガイドツアーは、来週、6月22日(土)にも開催いたします。
皆様のご参加、お待ちしております。
オオウメガサソウに会いに行こう!
2019/6/8
6月に入り雨が降ったり止んだりとどんよりした天気が続いておりますが、
公園では希少な植物を見ることのできる時期となりました
本日は、ひたちなか自然の森で「オオウメガサソウ」のガイドツアーに参加してまいりました。
なんと!普段は入ることができない保護区域に行くことができるんです
早速、皆で周る場所を確認して出発
どんな植物に出会えるかな?
散策中は公園のボランティアである”里山パートナー”さんが、ひとつひとつ丁寧に植物について説明してくださいました
足元にも大切な植物が…
例えば「ホソバオキナゴケ」。
環境の良いところでしか見られないそうで、とても貴重なんだそうです
初めて知りました
歩いていくと、途中でオオウメガサソウに似た「ウメガサソウ」を発見
高さが5~10cmととっても小さいので、見落としてしまいそう。
さらに奥に進んでいくと…
オオウメガサソウの
登場です
神秘的な佇まいとうつむきがちに咲く様子から”森の妖精”とも呼ばれ、高さはなんと10~15cm。
実は小さな植物なんです
オオウメガサソウは、マツの根共生菌と共生しているため、マツの存在が無くては生きることができません。
そのため、里山パートナーさんたちが今ある環境を守るべく、森の管理作業や生育地の調査などを行っています
環境省レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている希少な植物で、国内では1道3県でしか見ることのできない「オオウメガサソウ」。
これからも大切にしていきたいですね
今しか見ることのできないこの花に会いに、ぜひ公園に足を運んでみてください。
皆様のご来園をお待ちしております
「茨城バラまつり」明日最終日です
2019/6/1
常陸ローズガーデン・中央芝生広場で開催中の「茨城バラまつり」も、残すところあと1日。
バラが見頃を迎える中、本日は2つのイベントを行いました。
プリザーブドフラワー~バラの和風アレンジメント~
プリザーブドフラワーを使って、バラのアレンジメントづくりに挑戦!
先生からつくり方の説明を受けて、アレンジメントスタート
まず、手元の材料を使って、必要になるパーツをつくります。
サハラ(アレンジの土台)にお花を固定できるよう、それぞれの素材にワイヤーを取り付けていきます。
ワイヤーとテープを使った、バラの茎づくりがなかなか難しいですね
材料が完成!
次に、ミツマタの枝を3本挿して、サハラの上にミズゴケを重ねていきます。
作品のアクセントになるミツマタの枝は、傾けて挿すのがポイント
作り手のセンスが光ります
はじめにつくったパーツも飾りつけて・・・
ついに完成!
とっても素敵なアレンジメントができました
お家に持ち帰ったら、大切に飾りたいですね。
スプリングローズコンサート
《リラクゼーションガーデン》では、茨城キリスト教学園高等学校ハンドベル部による演奏が行われました。
白いバラ“アイスバーグ”や赤いバラ“ラバグルート”が咲き誇るなか、美しい音色が響き渡ります。
『天使の歌声』とも称されるハンドベルの音色。
透き通るような旋律に、会場内は魅了されておりました
ところで、常陸ローズガーデンには数多くの品種のバラを楽しめる《ローズレリーフガーデン》というエリアがあります。
この《ローズレリーフガーデン》、ちょっと変わった形だと思いませんか?
実はこのエリアを大観覧車から眺めると・・・
大きな一輪のバラが浮かび上がります!
観覧車に乗りながらの撮影も楽しめそうですね
「茨城バラまつり」最終日の明日も、多彩なイベントをご用意しております。
バラを管理する公園スタッフによる『常陸ローズガーデンガイドツアー』では、午前は大人向けに、午後はお子様向けに、バラの魅力をご案内
約120品種のバラに会いに、ぜひともお越しくださいね