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おさんぽ
コンシェルジュ

今回のコンシェルジュ

いばらき観光マイスター 根本祐美子さん

みんな大好きラーメン!茨城県を代表するご当地ラーメンの「スタミナラーメン」は、実はひたちなかが発祥の地なんですよ。というわけで、ひたち海浜公園に遊びに来たならぜひともラーメンも食べて行ってくださいね。これまでたくさんのお店を食べてきた中から、地元民おすすめの一杯をピックアップしてご紹介します。

ひたち海浜公園周辺で食べられるご当地ラーメン大紹介!!

今回の「おさんぽコンシェルジュ」のお題は日本の国民食・ラーメンです。あっさりからこってりまで、好みのラーメンは人それぞれですが、やっぱり地方を訪れたときには土地の味がしみこんだご当地ラーメンを食べたいもの。茨城県を代表するご当地ラーメンから、地元の食材をふんだんに使った一杯、超穴場の地元民がこよなく愛する名店まで。おいしいラーメンをご紹介します。

すたみならーめん えむず(ひたちなか市)

冬でも大人気!すたみな冷しは780円!ボリューム満点です!

ほっこり温まれるスープの入ったすたみならーめんも780円

オープンから早10年!変わらぬおいしさを提供する店主・真家さん

昭和50年代に勝田駅前で生まれた
茨城を代表するご当地ラーメン!!

その知名度は全国区!茨城県を代表するご当地ラーメンといえばJR勝田駅前で生まれたスタミナラーメンです。働き盛りの男性や成長期の学生に、たっぷりのキャベツやにんじん、かぼちゃといった緑黄色野菜と鉄分たっぷりのレバーを使った食べ応えのあるラーメンを開発しました。特に冬でも人気のスタミナ冷しは、具材を素揚げし、醤油とスープを甘辛のあんでとじたあんを、冷水でキュッと〆たモチモチの太麺にかけて食べる熱冷の不思議な一杯です。唐辛子も結構入るので甘辛感120%!中毒性の高い味わいに、数多くの茨城県民もリピーターになっています。そんなスタミナラーメンを食べるなら、食べやすく女性にも人気が高いひたちなか市のすたみならーめんえむずがおすすめ!魚介の旨味がきいた独特の味わいは県内随一のおいしさ。スタミナラーメン創成期を支えた水戸の老舗製麺所・川﨑製麺のモチモチな熟成多加水麺。スタミナラーメンの中でも珍しい竜田揚げのレバーもおいしいと評判です。

INFORMATION

すたみならーめん えむず

所在地: 茨城県ひたちなか市西大島2-13-38
営業時間: 11:30~14:00、17:30~20:00
定休日: 月曜日 ※月1回連休あり
電話: 029-271-0907

大興飯店(水戸市)

医食同源の考えに基づいて復元した水戸藩らあめん(860円)をぜひ

茨城大学生の胃袋を支え続ける田山さん!リズミカルな鍋振りはいまも健在

冬でも食べたい絶品ジャージャー麺。ボリューム満点で一杯780円

5つの薬味が効いた滋味溢れる一杯
光圀公が食べたラーメンを再現

日本ではじめてラーメンを食べたという説がある水戸藩藩主・徳川光圀。そんな光圀公が食べたといわれるラーメンを現代風にアレンジして生まれ変わらせたのが水戸市のご当地ラーメン水戸藩らーめんです。水戸の老舗製麺所・川﨑製麺と水戸藩料理の研究をしていた旧大塚屋のご主人が当時の文献を元に復活させました。そんな水戸藩らーめん最大の特徴はレンコンの粉末を加えたレンコン麺と五辛と呼ばれる医食同源の考えを活かした5つの薬味。あっさり味の醤油スープもあって老若男女多くの世代に愛されています。水戸市内にいくつかある水戸藩らーめん提供店の中でも茨城大学前に店を構える大興飯店は特に人気の中華料理店です。ちょっと濃い目の味付けに仕上げ、具も多めで食べ応えも十分。もちろん味にも強いこだわりがあるのがこの店。赤穂の天塩をブレンドすることで奥行きのある深い味わいを作り出しています。土産麺とはひと味違うレンコン麺の風味もぜひ!

INFORMATION

大興飯店

所在地: 茨城県水戸市袴塚3-9-16
営業時間: 11:00~14:00、17:00~22:30
定休日: 月曜日
電話: 029-226-5837

うまか路(東海村)

熱々のお豆腐をハフハフいいながら頬張るとうふ味噌ラーメン700円

うまか路オリジナルのスタミナラーメンはモツとニンニクのみそ味!

店内は小上がりもあるので家族連れでも安心です

久慈川河口域に伝わる熱々の一杯
味噌味の激熱豆腐をハフハフと

久慈川河口域で誕生した豆腐味噌ラーメン。味噌汁に入っていた豆腐にアイデアを得て誕生したといいます。この久慈川河口域エリアで人気の豆腐味噌ラーメンの特徴はあっさり味の味噌スープ。さらに削ぎ切りにした絹ごし豆腐とネギをスープにたっぷり入れてひと煮立ち。豆腐の芯まで熱くなるほどしっかり熱を加え、ハフハフと言いながら頬張るのが豆腐味噌ラーメンのもうひとつの特徴です。ちょっと多めのラードを加えることでコクを出し、さらにスープも冷めづらく熱々に。どんなに寒い冬でも体の芯から温まる一杯に仕上げます。ひたち海浜公園に立ち寄って、そんな豆腐味噌ラーメンを味わうなら東海村のうまか路がおすすめ。豆腐味噌ラーメンの元祖である中国飯店の味を引き継ぐ貴重なお店です。そんなうまか路は熱々の豆腐味噌ラーメンをさらに熱々で食べてもらえるように味噌もやや濃いめにしているのも特徴。ちょっと甘めに仕上げているのも癖になる一杯です。

INFORMATION

うまか路

所在地: 茨城県東海村豊岡121-1
営業時間: 11:00~14:00、17:00~20:00
定休日: 火曜日 ※臨時休業あり
電話: 029-284-0085

やちべえ食堂(鉾田市)

涸沼産しじみを贅沢に使った、店自慢のしじみラーメンは750円

お店を支え続けるご店主と奥さん。常に笑顔が絶えないお店です

ボリュームたっぷりのセットも人気!ラーメンセットで餃子&ライスを追加

地元涸沼産の大粒しじみを贅沢に
茨城を代表する地産地消の一杯

大洗町と鉾田市の境にある老舗ラーメン店。ラムサール条約にも選ばれた自然豊かな汽水湖涸沼で育った涸沼産のしじみを贅沢に使ったラーメンが人気です。涸沼でしじみの漁業権を持つ漁師が獲ってくるしじみを丁寧に砂抜き。スープにたっぷりとしじみの旨味が染み渡るように火力を調整して優しい旨味をスープ全体にいきわたらせます。そのしじみの量は1杯あたりなんと150g!!特に冬の寒しじみのシーズンは、新鮮で大粒の涸沼産しじみの美味しさが際立つ季節。臭みがなく旨味たっぷりのスープができあがります。そこに合わせる麺も地元の老舗製麺所・川﨑製麺のたおやかなストレート麺。ひと口すすると、しじみのスープを持ち上げ、その香りと旨味を口の中へと運んでくれます。アクセントに添えられた白髪ネギや柚子も絶妙。飽きのこない味に大満足です。また、やちべえはセットメニューが充実しているのも嬉しいポイント!男性でも絶対に満足できるボリュームです。

INFORMATION

やちべえ食堂

所在地: 茨城県鉾田市上釜583-3
営業時間: 11:00~22:00
定休日: 不定休
電話: 0291-37-0976

おとおラーメン(那珂市)

店自慢の和風ラーメンは、一杯650円ととってもリーズナブル

玉子でとじたタンメン(800円)はじんわりしみる優しい味

表面はパリッと、中はしっとりの絶品チャーハンは650円

和の素材だけでとった出汁は極々上品
ほっこり優しい味に癒されたい人へ

常磐道那珂インターチェンジ近く。国道349号線那珂バイパス沿いに店を構えるおとおラーメン。純和風なあっさり醤油ラーメンが美味しいと地元で人気のお店です。スープの出汁に使うのは鰹節と煮干しのみ。動物系素材は一切使わず、和の素材のみで仕上げた極々あっさりしたスープが自慢です。さらに、そこに合わせる醤油ダレはホタテを一度煮詰めて塩ダレを作ってから醤油で塩分を整えるこだわりよう。醤油の味を際立たせるのではなく、醤油の香りや風味をふんわりきかせるおだやかな味わいに仕上がります。また、刻みネギを最初にどんぶりに入れておき、そこに熱々のスープを注ぐことで、スープ全体にネギの香りを移すのもこの店のこだわり。麺は那珂湊焼きそばでも有名な渡辺製麺(ひたちなか市)の中細玉子麺を使用。トッピングのメンマも細切りにされたきくらげもいたってシンプル。五臓六腑にじんわりしみる、優しい味わいにホッと癒されること必至です。

INFORMATION

おとおラーメン

所在地: 茨城県那珂市菅谷1941-303
営業時間: 11:30〜14:00、18:00~25:00
定休日: 月曜日
電話: 029-298-9391

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地元スペシャリストがナビゲート

おさんぽコンシェルジュ

国営ひたち海浜公園のある茨城県ひたちなか市。北には東海村や日立市の工業都市、西には水戸市、笠間市といった歴史と伝統が息づく街、南には大洗町や茨城町、鉾田市といった大規模な野菜生産地に囲まれています。地元で暮らす観光マイスターや観光協会に在籍する皆さんに、お散歩したいおすすめスポットを紹介してもらいました。

 


地元で出会った人に聞いてみる

さんぽのおとも道

絶景やおいしい料理など、旅の想い出はいろいろありますが、やっぱり一番印象に残るのはその町で暮らす人たちとの出会い。国営ひたち海浜公園の周辺で暮らす、笑顔が素敵な町の人たちにお話を聞いてみました。散歩のお供に、ちょっと寄り道したくなる素敵な出会い。きっとあなたの旅をホッコリしたものにしてくれるはずです。

 


ひたち海浜公園スタッフのとっておき

ひたち旅ばなし

地元で暮らす国営ひたち海浜公園スタッフだからこそ知っている、ちょっとマニアックな話をご紹介。周辺観光はもちろん、海浜公園の中のスタッフだから知っている秘密まで!ちょっとしたオタクネタから、一大イベントの裏側、そして海浜公園を支える地元の熱い人たちまで。いろんなジャンルのよもやま話を展開していきます。

 

 

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