GUIDE:第60代水戸の梅大使 塩澤理沙さん
水戸市植物公園の観賞大温室にある花の滝は記念撮影にもピッタリ。イベントや体験教室なども開催しているので一日かけてのんびりと楽しんでください!
今年で35周年を迎える水戸市植物公園。園内に多くの石を使用した洋風の植物公園となっています。滝が流れるテラスガーデンではたくさんのサルビアが来園者をお出迎え。朱赤のサルビア・スプレンデンスをはじめ、秋咲きの個性的な宿根サルビアも植えられています。青や紫、黄色など色もさまざまで、可愛らしい姿が見る人の心を優しく包みます。2022年11月6日(日)までサルビアガーデンフェアを開催中。
テラスガーデンを抜けると見えるカツラの並木。一見イチョウにも見えますが、葉をよく見てみると愛らしいハートの形をしています。そしてカツラの落ち葉からは、ほのかに甘いキャラメルのような香りがするのが特徴。この匂いは緑葉の時は少なく、黄葉、紅葉へと進むにつれて匂いがただようそうです。紅葉が楽しめるのは例年10月下旬頃まで。甘い香りに包まれながらカツラ並木の下で秋の訪れを感じてください。
数ある花のなかでも人気のバラ。春と秋に楽しむことのできるイングリッシュローズも見てみましょう。品があり華やかな花姿で、比較的育てやすいとガーデニングで人気のイングリッシュローズ。園内にはうっとりするような強香を放つレディ・エマ ・ハミルトンやトゲの少ないスカイラークなどが植栽されています。例年見頃は11月上旬頃まで。美しく咲くバラと優雅な香りを存分に楽しんでみてください。
水戸市植物公園
所在地: 茨城県水戸市小吹町504
営業時間: 9:00〜17:00(入園は16:00まで)
休園日: 月曜日(※ただし祝日の場合は翌日休園)および年末年始(12月29日〜1月3日)
入園料: 小中学生および県央地区にお住いの60歳以上150円、それ以外の方300円
電話: 029-243-9311
茨城県は、栽培面積・収穫量ともに全国一位を誇る栗の名産地です!中でも県内一の栗栽培面積を誇るのが笠間市。一年を通して温暖な気候や、火山灰起源の土壌が栗の栽培に適していると言われています。そんな笠間で栗ひろいを体験できる場所が、「笠間クラインガルテン」。宿泊施設を備える市民農園で、日帰りでも気軽に農村体験を楽しめます。
体験の際は、虫さされや栗のイガによる怪我を防ぐために長袖・長ズボンがおすすめです。足元は長靴か、厚めの底のスニーカーで万全に。栗畑に到着すると、足元には熟した栗がたくさん落ちています♪新鮮な栗を見つけるポイントは、実のハリとツヤ。じっくり観察してみてください。「丹沢」や「利平」など、品種ごとの違いにも注目してみてください。
これだ!という実を見つけたら、イガの中から取り出しましょう。靴でイガの端を上手に踏んで外側へ広げるようにしたら、出てきた栗の実をトングで掴んでカゴへIN。上手に取り出せた時の気持ち良さも栗ひろいの楽しみなんです。ひろった栗は、量り売りでお持ち帰り可能。茹で栗に、栗ご飯に、お菓子にと、美味しくいただいてください♪栗ひろいは10月上旬まで楽しめます。
笠間クラインガルテン
所在地: 茨城県笠間市本戸4258
営業時間: 9:00〜17:00 ※栗ひろい体験は10:00〜15:00
休園日: 月曜日 ※栗ひろい 8月30日〜10月上旬 要事前予約。
※2022年の栗ひろい体験は受付終了となりました。
入園料: 大人600円、子ども400円(入園料含む)
電話: 0296-70-3133(クラインガルテン農産物直売所)
水戸市植物公園の紅葉と、笠間クラインガルテンでの栗ひろいコースです。木々の葉が緑から赤や黄色に染まり秋の訪れを知らせる紅葉。水戸市植物公園で普段はなかなか見ることができない珍しい植物やバラなどの花、そして美しい紅葉を観賞したら、日本一の栗の産地・笠間市に移動して栗ひろいを楽しみましょう。