中央ゲートは、国営ひたち海浜公園の南側にある入場口。数々のアトラクションがある遊園地「プレジャーガーデン」に行くには一番近い入り口とあって、平日でも1日に1000~2000人、繁忙期には約1万人もの人たちが入場するという。4人は、笑顔の優しいスタッフ・根本さんのアドバイスを受けて、ゲートに立った。
「入場口というと、チケットの販売場所というイメージがありますが、仕事はそれだけではないんですよ」と、根本さん。「水遊び場はどこ?」「みはらしの丘への行き方は?」などと、来園者から園内の場所を聞かれることが多いという。地図を見ながら、主な施設の場所を確認した。
中央ゲートでは、車いすの貸し出しも行っている。車いすの扱い方の説明を受けた。
根本さんは、午前10時までは「おはようございます」、以降は「こんにちは」と、あいさつを使い分けているという。4人は、緊張しながらも、笑顔で来園者を迎えた。
中央ゲートには、公園を紹介するパンフレットが多数置いてある。パンフレットは、日本語以外にも、英語、中国語、ベトナム語などで書かれたものがある。来園者がパンフレットを手に取りやすいように、折る作業を手伝った。
来園者に自転車を貸し出しているサイクルセンターから、貸し出し状況を知らせる無線が入った。無線で入った情報も頭に入れて、来園者に対応していく。
来園した子どもたちのかわいい様子に、思わず笑顔になる。
この日の気温は30.8度。4人もこまめに水分補給。
正確な入園者数を把握するため、カウンターを使って人数を数えるのも大事な仕事。来園者にあいさつをしながらチケットを確認するだけでも大変なのに、人数も数えているなんて、すごい!