茨城県立勝田中等教育学校(ひたちなか市足崎)の2年生4人が8月23・24日、国営ひたち海浜公園で職場体験を行いました。両日とも気温30度を超える真夏日でしたが、4人は汗を流しながら、中央ゲートと西口サイクルセンターの2組に分かれて、接客などの公園の仕事を体験しました。期待と緊張が入り混じった様子で始まった初日をレポートします。
中央ゲートは、国営ひたち海浜公園の南側にある入場口。数々のアトラクションがある遊園地「プレジャーガーデン」に行くには一番近い入り口とあって、平日でも1日に1000~2000人、繁忙期には約1万人もの人たちが入場するという。4人は、笑顔の優しいスタッフ・根本さんのアドバイスを受けて、ゲートに立った。
西口サイクルセンターは、自転車を貸し出している場所の一つ。園内には4つのサイクルセンターがあり、合計1400台もの自転車を保有している。西口サイクルセンターで管理しているのは、14~26インチの400台。「ここの仕事は、ただ自転車を貸し出すだけじゃないんですよ」と話す、スタッフの寺門さんに教わりながら、体験した。
茨城県立勝田中等教育学校
今村 美里(いまむら みさと)先生
4人とも、大人の仕事にかかわるのは初めてで、学校にいるときよりも緊張した表情でした。しかし、職員の方々のご指導のもと、それぞれ一所懸命に取り組んでいることがわかりました。生徒たちは、現場に立つことで、働く大変さを感じることができたと思います。たった2日間でしたが、学校ではできない体験を通して、少しだけ大人になったように見えました。